屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

といっても、入所している特養から行くんですけど。

父のいる施設では、提携病院への通院にはスタッフさんが付き添ってくれますが、
提携外病院への通院には、基本家族が付き添うというスタンスです。
(このあたりは、施設によって方針が違うのかもしれませんが)
併設のデイサービスの送迎時間と重ならなければ、
施設の車を出して頂けますし、施設専属の運転手さんが一緒に付き添って下さいます。
これは本当に助かります。
翻訳者の職業病ともいえる腰痛持ちの私ひとりでは、
車椅子からずり落ちた父を引き上げるのは至難の業ですから。
施設の運転手さんが付添いまで勤めてくださるケースもあるようですが、
私は父の様子が気になるので、いつも一緒に行くようにしています。

今日は、3つある提携外病院のうち、一番近い病院への通院でした。
前回受診時と特に変わりはなく、簡単な診察の後、
次の診察の予約を入れ、処方箋を出して頂きました。
めでたしめでたし。
珍しく待ち時間も少なく、ありがたかったです。
この頃では、少し長い時間車椅子に座っていると
「しんどい」と訴え、隙あらば寝ようとしますからね。

昨年後半は「しんどい」と「ねる」しか発語しないような
何とも張り合いのない状態だったのですが、
年が明けてから、少し元気になってくれたようです。

こうやって、少しずつ持ち直しては緩やかにQOLが低下し…
を繰り返して老衰していくんだろうなあ。
祖母の時もそんな感じだったので。

スタッフさんの話では、最近、
起床時など調子がいい(?)と、
スタッフさんの問い掛けに「もうあかん」と反応するのだそうです。
その理由はと言うと
「もう60才だから」
・・・って、おやじ、サバ読むにも限度ってもんがあるやろ。


スタッフの皆さんには、本当によくして頂いています。
その時々の対応に不満が皆無というと嘘になりますが、
全体として、入居者や家族への対応には満足しています。
みなさん、笑顔で対応してくださるし。
私の姿を見掛けて、一瞬の世間話をしに来てくださる方もおられるし。

そう遠くない将来父を看取り
この施設ともお別れすることになると思うのですが
(といっても特別な病気があるわけではないので
それは今年のことかもしれないし数年先のことかもしれないのですが)、
たぶん私はその時この施設の人たちとの別れが辛くて
泣いてしまうと思うのです。

よく、なぜ両親ともこんな
(というのは認知症の症状が進み
まともな意思の疎通がほとんど叶わない状態ということです)
になってしまったんだろうとか、
その状態で命永らえていることの意味とか、
答えのあるはずのない自問をするのですが、
この頃、少しだけ、
こんなことがなければ知り合わなかったであろう
たくさんの方とのつながりは、
父が与えてくれた贈り物なんじゃないかと思うようになりました。

母の場合は、まだ色々心の整理がついていないというか・・・
思うところも別なのですが。
またお話できる機会もあるかもしれません。

父母のことを書くと、どうしても重くなるんですよね。
すいません。

というわけで。
私はこれから、風雲急を告げる(?)自分の歯の治療に向かいます。
(今日は抜歯した歯のチェックと、今後の治療の相談です)

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2011.01.31 15:10 | 両親のこと | トラックバック(-) | コメント(0) |
途中、転勤による休止期間があるので、
在宅のお仕事を始めた時期はかなり昔です。
ちょうど衝撃的な(と感動したのは私だけ?)Window 95が発売された頃。
当時は、今にもまして機械音痴でしたので、カレー2食分を餌に、
旦那の後輩にすべての設定をやってもらいました。

原稿は、少ない場合はFAXで、量が多い場合は宅急便で受け取り、
納品にはニフティ-サーブを使用していました。
(1回の納品に10分くらいかかっていた!)

手持ちの辞書は、
「ランダムハウス英和大辞典」(重い!)
「リーダーズ英和辞典」(腕の筋肉を鍛えるにはちょうどいい重さ)
「JIS工業用語大辞典」(ランダムハウスといい勝負)
「マグローヒル科学技術用語大辞典」(っていうか片手で持ち上がらんし)
「機械用語図解辞典」(コンパクトで重宝してました)
くらい。
夏は食卓、冬はコタツでだいたいの翻訳をし、
PCは清書の時だけ使っていました。
ちょっとでも変な動作をしようものなら、もうパニックだったので。

今でもたいがい機械音痴ですが、それでも今では
PCとCD-ROM辞書がないと生きていけないSayoです。

当時、調べものは図書館と書店での立ち読みくらい。
でも、だいたいは、ほとんど辞書だけを頼りに翻訳していました。
(この時から、基本少量短納期で生きている私)

今は、だいたいインターネットで調べがつくようになり、
調べものに関していえば、ずいぶん楽になりました。
とはいえ、その分仕上がり原稿に要求されるレベルも、
自分の中での基準も上がったように感じますし、
(ってエラそう)
情報の信ぴょう性のチェックも必要なので、
本当に楽になったのかというと、
実はそうではないような気もするのですが・・・

とはいえ。
探しても探しても見つからなかった情報が、
その分野のマニアの方のブログに分かり易く記されているのを、
ほんの偶然から発見するなんてこともあり、
やっぱりインターネットはすごいなと思います。
(そのまま回遊の旅に出るなよ<自分)

その当時からさまざまな種類のお仕事をさせて頂いていましたが、
今でも懐かしく思い出す案件が2つあります。
(はるか以前の案件ことでもありますので、
内容をぼかして記載させて頂きますね)

ひとつは、(たぶん)アメリカの通販会社のカタログの中から
いくつかを商品をピックアップしたものを訳すというもの。
その商品のひとつに、某人気映画の某キャラクターの
「等身大」のフィギュアというのがありました。
(かなり有名な映画のかなり有名なキャラクターです)
(その前に「等身大」のフィギュアって、いったいどこに置くねん?)
私は、その映画をTV放映時にいい加減に見たことしかなく、
数行の説明書きの内容が半分も理解できませんでした。
(単語やフレーズ自体は難しいものではなかったのですが、
そのまま訳すと「?」な内容で、
たぶん独特な訳語があるんだろうなあという感じでした)
その時は、多少納期に余裕があったので、
書店や図書館を訪ね歩き、結局、
図書館でその映画のノベライズ本を見つけることができ、
「?」な部分も分かって、無事に納品することができました。

その後、アメリカのモールのSharper Imageさんのお店で、
「これぞまさにそのフィギュア!」という人形に遭遇し、
決して可愛とは言い難いそのフィギュアが、
妙に可愛く思えたのも、今では懐かしい思い出です。

蛇足ですが、Sharper Imageは、
日本の「王様のアイディア」のような感じのお店です。
学生時代は、阪急グランドビル32階の「王様のアイディア」で
よくお友達と待合せしたよな~と、
先程ちょっと“王様のアイディア”でググッてみましたら、
2007年に全ての店舗を閉店されたことが分かりました。
いや、ホント、インターネットはやめられん。

もうひとつの案件は、医学関連のレポートの和訳です。
医学分野の翻訳は未経験でしたので、一度は
「専門辞書もないし無理です」とお断りしたのですが、
翻訳会社さんも切羽詰っておられたみたいで、
「辞書も一緒に送りますので大丈夫です」
ってことで(何が大丈夫なんだろう?)、宅急便で
原稿と一緒に「ステッドマン医学大辞典」が送られてきたのでした。
特に難しい文章ではなかったので、これも無事納品できましたが、
今から思えば、統計独特の用語も出てきていたはずで、
15年以上経った今でも、時々ふと
「あのレポート(の原文)もう一度読んでみたいなあ」
と思ったりするSayoなのです。
(自分の訳文を読むのは怖くてとても・・・)

そのお仕事をきっかけに、医学翻訳にも興味を持ち、
勉強を始めることになったので
(といっても、未だに殆どお仕事には繋がっていませんが)
仕事はやってみないと分からないものですね。
(医学の分野に興味を持ったのは、
決して「ステッドマン」が上腕筋の強化に最適な重さだったからと
いうわけではありません、念のため)

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2011.01.28 18:55 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(2) |
このブログは基本翻訳ブログだったような気がするのですが・・・
今日まで「翻訳」というカテゴリすらなかったのでした。

なので。
今日は翻訳についての記事です。

実務翻訳をされている方って、
毎日どれくらい翻訳されているんだろう。
時々フッと頭に浮かぶ素朴な疑問です。

私自身は、たぶん平均より遅い方だと思います。
ここ数年は両親のアレコレで家を空けることも多いので、
翻訳会社さんには、さらに少な目に申告しています。

一日平均にならすと・・・
英和7、8枚(400字/枚)
和英1500 ~ 1800 words
といったところでしょうか。
短納期のものだと、勢いで頑張れるので
もう少し処理できる場合もありますが。

たぶん、「分からないと前へ進めない」というこの性格も、
かなり災いしていると思います。
あまりに難解だったりいい訳文が思いつかなかったりすると、
マーカーで印をつけて先へ進むこともありますが、
だいたいは、調べものの海を泳ぎまくって、溺れかけています。
調べものをどこで切るかというのも、難しいです。

一日あたりの翻訳時間は一定していません。
外出が重なって2~3時間しかできない日もありますし、
10時間近くひたすら翻訳している日もあります。
(たいてい締切り直前)
(でもソリティア、ブログ村、その他お気に入りのサイトに逃避している時もあり)
(ブログ記事の下書きをしている時もあり
←本当に時間との競争になってくるとさすがにひたすら仕事してます)
あ、もちろん、お仕事が途切れている期間もかなりアリ。

一番集中していて仕事もはかどるのは
17時~22時の時間帯です。
旦那の帰宅が遅い(平均11時前後)ので、
自然と夕方~夜型になってしまいました。
(おかしいな~、昔は早起き得意だったんだけどな~)
昼間は外出しなければならない用事も多く、
コマ切れになってしまうので、
集中持続するのがむつかしいです。
(それ以前に集中力あるんか<自分)

平均寿命の折り返し点をとうに過ぎたこの頃では、
完徹は不可能な身体になりました。
いえ、徹夜そのものはできないことはないんですが、
その後しばらくSayoは使いものになりません。
(疲れが取れるまで時間がかかるようになり、哀しく年を感じてます)
ということで、
どんなに遅くとも3時前には寝るようにしています。
(それでも十分不健康)

で。
そんな風に睡眠不足が続く時、
私はいったいいつ睡眠を確保しているのか、というと。
以前はお昼寝していたんですが、
最近、朝の二度寝の方が、その後一日頭がスッキリすることを発見。

というわけで。
締切り明けの朝。
旦那を送り出し、風呂を洗い(旦那は朝シャワーを浴びます)
洗濯機を回し、ふたたびお布団に入り直す。
至福の時間です。

ということなので。
宅急便屋さん、できればその時間の配達は避けてやってください。

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2011.01.26 12:31 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(2) |
昨年末から、20年余の時を経て再び英会話教室に通っております。

帰国してから何度も「通おう!」と思ったのですが、
そのたびに、絶妙のタイミングで、
父が入院したり、面倒見ていた叔母が亡くなったり、派遣の仕事が決まったりと、
ことごとく私のやる気を殺ぎ時間を取り上げる事件(?)が発生し、
その後暫く
「これはたぶんもう英会話にお金は使わんでよいという神様のお告げなんやで」
と大人しくしていたのですが、
昨年某大手英会話教室の広告を目にし
「そう言えば、英会話習おうと思ってたんだっけ~」
とふらふらと受付に近寄ってしまい、
カウンセラーのお姉さんに捕獲されてしまいました。

で、その方がよい方だったので、
(でもって、しつこい勧誘もなかったので)
(でもって、reasonableな短期間のクラスを見繕ってくださったので)
つい、魔がさして入会してしまったのでした。
(ちょうどon-siteの仕事を辞めたばかりで、懐もそれなりに暖かかったんで)

結果。
楽しくレッスンに通っています。
先生は若いアメリカ人女性で話も弾む。

で。
そういう時最初に必ず先生やカウンセラーさんに聞かれるのが
「どうして英会話をやりたいのですか?」
という質問。

滞米時はそれなりにサバイバル英語を話していましたので、
“want to keep my speaking skills” とか
“I don’t have much opportunity to talk with native speakers these days.”とか
答えましたが(もちろんどれも嘘じゃありません)、
あとで、改めて
「なんで今また英会話やるんだろう?」
とちょっと真面目に考えてしまったのでした。

「ビジネスに必要」という理由があるわけでもなく、
「TOEICで高得点を取りたい」とか「留学したい」いう目標があるわけでもなく、
「外国の人と友達になりたい」と強く思う訳でもなく(多少は思いますが)、
特に具体的な目標のない私。
どうして今さら英会話なんだろう?

理由その1
せっかくある程度まで達した英語力をキープしたい。これは事実。
帰国後も、リスニングと音読を続けたおかげで
(アイロン掛けしながら、洗濯物を干しながら/畳みながら、
食事の支度をしながらなんで、そこに特に努力はないです。
音読は、ちょっとそのための時間がいりますけど。
←コレについては、また改めて記事にしたいなと)
英語力自体はあまり落ちたとは思わないのですが、
会話のキャッチボールは殆どやっていないので、
不測の事態対応能力が著しく低下しているのは確かです。
(で、実際その通りでした<涙)
その矯正には、やはりEnglish speakersの方との会話が必要かなと。

理由その2
誰かと話したい。
ええ、普段(忙しければ忙しいほど)こもって生活していますので。
旦那も毎日遅いし、泊りの出張だったりすると
「あ、今日誰とも喋らなかったっけ」
という日さえあります。
で、不気味にひとり言を口にしているちょっとアブナイ私。
両親のことなど考えて、どんどん落ちてくことも。
お友達とのやり取りは、もっぱらメールです。
メールでのやり取りもある程度の発散にはなるけれど、
やっぱりそれだけでは足りない。
実際、英会話終えて帰宅すると、
何となくテンション上がっているというか、positiveな気持ちになってます。
口を動かすと、脳も楽しく思うんですかね。
というわけで。
邪道かもしれませんが、英会話は、私にはちょうどいい息抜きです。

理由その3
流暢に英語を話す自分に酔いたい。
・・・という気持ちも、正直言うとけっこうあるかもと思うのです。
スラスラと英語を話す自分を客観的に見つめて
「けっこう恰好ええやん、私」
って、ちょっといい気分に浸りたい。

「再び英会話」の理由を分析(ちょっと大げさ)してみると、
こんな感じでしょうか。

若い頃英会話を習った時は
「英語が話せるようになりたい」
という意欲は大きかったものの、
(仕事で必要になるかも、ということもありました)
その英語で何が言いたいのかというようなことを
考えたことはなかったような気はするのですが、
今回は、たとえば教育だったり、介護だったり、食材だったり、
友達のことだったり、仕事のことだったり、
さまざまなことに対する「自分の意見」を
英語できちんと伝えられるようになりたいと思うSayoです。
とりあえず、そこを目標としたいと思います。

と。
楽しく息抜き♪

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2011.01.24 14:42 | 英語 | トラックバック(-) | コメント(0) |
このブログは、基本、翻訳&英語に関するブログのはずだったのですが、
読み返してみると、それらしい記事は1本もない。
こんなはずでは。

ということで。
ちょっと時間のある今日は、もうひとつ、
すごく簡単なフレーズなのに、「おおっ」と思った英語の表現について書いておきます。

ひとつは、
”Sure I will”
パニック/アクション映画の中で、
「これから死にに行くぞ」的状況が明らかな友人(それとも戦友だったかな?)から
「恋人(だったか奥さんだったか子供だったか忘れたけど)に、コレコレを伝えてくれ」
と頼まれた主人公が、ひと言こう言います。
「必ず伝えるよ」くらいの意味ですね。
10年以上前の映画で、題名も忘れてしまっている上に、ストーリーもうろ覚えなのですが、
この台詞を言ったのは、ニコラス・ケイジです(きっぱり←それだけは覚えている)。
「必ず~する」と言いたい時はこれでいいんだ~、と妙に感動したフレーズです。

もうひとつは、
”I’m coming!”
「Dowson’s Creek」というTVドラマの中で、レギュラー出演者の女の子が、呼び鈴の音にこう応えながら、階段を降りていく(彼女が2階にいた時に呼び鈴が鳴った)シーンがあります。日本語にすれば、「今行きます!」って感じですよね。
「行きます」はcomingなんだ、とコレも新たな発見だったので、よく覚えています。

この”I’m coming”については、先日英会話学校の先生と話す機会がありまして。
彼女が言うには、話す対象が誰であるかによって、
comeを使うかgoを使うか変わってくるとのことでした。
”I’m coming”と言うのは、
会話の相手のいる場所に向かいながら「行きます」と言っているので、
その目的の相手から見て「来る」になるcomeを使っているんだそうです。
これが「○○さんの家に行く」という場合だと、
その家にいる○○さんに「(家に)行きます」と言う時は、
会話の相手の○○さんから見ると「来る」になるので
”I will come to your house.”と言いますが、
自宅で両親に「(○○さんの家に)行きます」という場合は、
会話の相手の両親から見ても「行く」になるので、
”I will go to ○○’s house.”になるそうです。
(私の聞き取りがマズくて、
解釈、多少間違っているかもしれません)

いや、英語は奥が深いです。
(あ、日本語も奥が深いですね)

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2011.01.20 20:46 | 英語 | トラックバック(-) | コメント(0) |