屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

何度か書いておりますように、賢い機械は本能的に恐れているところがありまして(←いったん機嫌を損ねた時の対処法に自信が持てないためだと思われます)、ソフトウエアのインストールでさえ命懸け(<かなり大げさ)なのですが、上記2本のソフトウエアは、個人的に、「インストールしてよかった」と思って使用しています。

もちろん、もっと便利で使い勝手のよいソフトウエアは世の中にごまんとあると思いますので、まあ、参考程度にさらっと読み流してください。

対訳君

私が使用しているのは、「対訳君Professional+英辞朗」です。
アメリア経由で購入したので、多少割引がありましたけど、辞書に関しては「金銭感覚ちょっと麻痺してます」(当社比)感のあるSayoも、購入にあたっては、さすが暫く悩むほどの、なかなかによろしいお値段で、インストール以前に、まず購入の段階で「意を決する」必要があったりなんかしたのでした。

「対訳君」には、他のソフトウエアを検索していた時に、たまたま辿り着いたのですが、「一網打尽」というその機能(内蔵&登録辞書をグループ化し、それぞれのグループのウインドウを開いておくと、メインのウインドウに語句(フレーズ)を入力するだけで、全てのグループの辞書を検索してくれる)が、かなり気に入ってしまったのでした。
CD-ROM辞書の数も増えてくると、EB-Win(DD-Winのような串刺し検索ソフトです)での串刺し検索も、全辞書一括は逆に面倒になってしまって、最後の頃は、辞書グループ別に複数のEB-Winウインドウを開いて、それぞれに語句を入力して検索していたんですね。もしかしたら、もっと簡便な方法があったのかもしれないのですが、よく分からなくて。

「対訳君」には、廉価版のStandard、ビジネスに特化したProfessional、医学版のAcceptの3種類がありますが、当時は医薬翻訳に再挑戦しようとは考えていなかったので、Professionalの方にしました。時々契約書(製造請負契約メインですけど)の和訳のお仕事を頂くこともあったので(←翻訳会社さん無謀)、法令対訳集が内蔵されているのが便利かなと思ったのですが、なぜかそれ以降、契約書翻訳のお仕事は1件もなかったりするのでした(世の中とはそういうもんです<個人的には、契約書はあまり得意ではなく、特に、「不可抗力」などの、1件ずつ微妙に違う表現とか、あまり好きではなかったので、それはそれでよいかと思ってます)。

とはいえ。
空き容量3GB必要ということでしたから、それまで使用していたPCは、空き容量的にもメモリ(すでに増設済み)的にも、「ゼッタイ無理。他を当たってください(?)」と完全拒否状態でしたので、Windows7機を購入するまで、暫く待たなければなりませんでしたが。

ということで、「対訳君」を導入して1年弱が過ぎましたが。
でもって、まだまだ全然使いこなせていないとは思うのですが。
前出の「一網打尽」機能には、おおむね満足しています(対訳集も「一網打尽」に含めると、とたんに検索速度が落ちてしまうんですが、まあ許せる範囲であります)。
英辞朗君を追加したのは、個人的には正解でした。時々「ええっ??」という訳語を返してくれることもあるので、英辞朗君のみヒットした訳語については裏取りをするようにしていますが、とにかく収録語数が多いので、Google検索の際の何らかの手掛かりになることも多いです。
対訳集は、そういう(ビジネス・契約書関係のお仕事がないの~)訳で、今は殆ど使用していません。画面上で、またはエクセルファイルから一括で、自作の対訳集も作成できるということで、最初の頃は、せっせと対訳登録したりしていたのですが、最近では面倒臭くなってやめてしまい、「秀丸」に訳出時に悩んだ訳語を対訳登録するという、以前のやり方に戻っています。

てことで。
秀丸

数年前に、通信講座を受講した際、講師先生に教えて頂いたテキストエディタ(シェアウエア)です。ネットで検索してみると、マクロを活用しておられる方も多いようですが、私には、イマイチ説明がよく分からないものが多いため(←理解しようという努力を捨てているようですが、暑さのせいということで、とりあえず大目に見てやってください)、フツーにエディタとしてのみ使用しています。秀丸君も目一杯能力を活用して貰えなくて、可哀そうといえば可哀そうかも。

訳出作業中に悩んだ語句やフレーズを、その都度、対訳にして入力しています。参考になりそうなウエブ上の説明文を、コピペで貼り付けておくこともあります。お仕事毎に、行頭に、「○○生産管理」などのように、そのお仕事の内容がひと目で分かる見出しをつけておきます。たとえば、

XXX(お仕事名) laboratory traceability packs ラボラトリ・トレーサビリティ・パック(定訳確認できず)
YYY(お仕事名) 直掩機 support fighters 軍用機を用いた特攻は、通常数機の特攻機と護衛の直掩機から編成された。直掩機は戦場まで特攻機を護衛し、戦場に到達した後は特攻機による攻撃を見届けた後帰還し、戦果の報告を行った

・・・のような感じです。

XXXのお仕事では、”laboratory traceability packs”の定訳が、時間切れで確認できなかったため、このお仕事については、カタカナで訳出したようです。
YYYは知り合いに頼まれた、第二次大戦に関するお手紙のやり取りの翻訳の際のもの。「意味が分かれば」ということで、多少気楽にやらせて頂きましたので(ボランティアだし)、この訳語が絶対に正しいとは言い切れません、念のため。対訳の後に、再確認時に苦労せずに済むよう、「それは何ぞや」と探し回った「直掩機」の説明文が付け加えてあります(お気に入りに該当ページを登録するほどではなかったので)。

* (追記 7月29日)すいません、直掩機の説明書きの出典を書いておりませんでしたね(夕べ、お布団の中で気づいてしまったのでした)。いくつかのウエブページを参考にさせて頂きましたが、この説明書きはWilipediaの「特別攻撃隊」の項のものをお借りしています。自分が分かりやすいよう、多少表現を変更させて頂いた部分もあります。


・・・というわけで、私は、秀丸に訳語を登録しながら仕事をしています。
お仕事が終わったら、「キーワード」というファイルに、お仕事名を登録しておきます。お仕事名をつけておくのは、私の場合、これまで、「同じクライアントさんの機種違い」とか「同じクライアントさんの別の機械」といったお仕事が多かったからです(それも数年後に打診があったりする)。

で、ここで、Grep検索の登場です。
Grepは、対訳君の一網打尽のようなもので、単語を入力すると、その単語が記載されている行を、(全てのファイルのものを一括して)別窓で一覧表示してくれるものです。なので、途中で改行さえ入れなければ、全ファイル中の該当箇所を、説明文まで含めて、全部表示してくれます。
「同じクライアントさんの類似の機械のお仕事」を頂いた時は、キーワードのファイルで、自分の付けたお仕事名を探し、まず、そのお仕事名でGrep検索をして(そうすると、そのお仕事の際入力した内容が全部表示されます)、内容を確認しています。

あまり効率的とは言えないやり方かもしれないのですが、今のところ、自分にはこのやり方がしっくり来る感じ。まだまだまだ(←「まだまだ」だけでは足りないかなと思ったので)、改善の余地があるとは思うんですけど。

多少なりとも参考になれば幸いです。
(そうして、Service Pack 1はまだ「利用可能なプログラム」の中で、虎視眈々とインストールの機会を狙っているのであった←3つ前くらいの「PCは嫌い」の記事をご参照ください<入れなきゃ駄目だよなあ<しつこい)


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2011.07.28 16:37 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |
XX(薬剤名)YY mg t.i.d.

という文章がありました。
臨床試験関連の文献では、よく目にするフレーズかと思います。
どこで遭遇したかと? 仕事ではないです、残念ながら。

t.i.d.が「1日3回投与」(ter in dieの略だそうです)だということは、素人のSayoでも、そうそう苦労することなく調べがつくのですが、今回、この「YY mg」がちょっとクセモノだったりしたのでした。

Googleで調べてみると、どうやら、投与量の表示方法は、日本と米国では同じではないらしい。日本では、ここに入る数字は、一日投与量だけれど、米国では一回投与量が記されるようなのですね。

・・・てか、それが、「医薬翻訳を行なう上で、当たり前に知っておくべき基本」なのだとしたら、大変申し訳ありません。不勉強でございました(だって、アメリカでは、しげしげ処方箋なんか見たことなかったも~ん)。

とりあえず、気を取り直して。
その約束事に照らせば、ここでは、一日の投与量は(3 x YY) mgになるわけです。

楽勝解決、なはずだったのですが。

ちょっと血迷って、その薬剤について、も少しよく知りたいと「今日の治療薬2002年版」など開いてみたりなんかしたのが、そもそも間違いの始まりだったのでした。

用量の項には「1日AA ~ BB mg, 2~3回分服」と書いてあり、「日本では一日投与量が記載される」というやり方が、ここでも証明されたようでひと安心。
ただし、このお薬は、「最初は低用量から始め、様子を見ながら増量できる」薬剤のようで、用量として「初期」「最大」「維持」の3種類が記されておりました。

ここで、Sayoを「延々悩みループ」に陥らせた悪の根源は、それぞれの用量だったのでした。3YY mgという用量は、初期量としてはいかにも多過ぎ、維持量としては少な過ぎる。い、いいのか、「YY mgを1日3回投与」。
もとの文章には、「この研究では、YY mg t.i.d.が投与された」としか書かれていないため、文章から、この薬剤が、治療の過程のどの部分で投与されたのかを推定することは、(少なくともSayoにとっては)不可能です。

ということで、「米国式は、必ず1回量・投与回数の形式なのかな~。例外はないのかな~」などと、根本的なところから悩み始めることになり、「今日の治療薬」を参照したりしなければ、平和に幸せに過ごすことのできた、その後のSayoの人生(の数時間)が台無し(?)になってしまったのでした。

結局、「原則に従う」を覆すだけの根拠は得られず、YY mg t.i.d.は、「一回量 YY mgが1日3回投与された」と解釈しましたが、こういうことも、薬学のbackgroundがある方なら、経験則で「これはこういうことね」とアッサリ快刀乱麻(←それ以前に、そもそも何ももつれていないという説もあります)されたのではないかと、思ってみたりなんかしたのでした(とちょっと悲しい)。

ちなみに、ここまできたらってことで、「Mosby’s Medical Drug Reference 2001-2002」の方も調べてみたのですが(←滞米時に、自分に処方されたお薬の内容をチェックするために購入したものです)、Dosageのmaintenanceの項に記載されたCC mg tidのCC mgという量は、「今日の治療薬」中の維持量のだいたい3分の1に該当し、「確かに一回量が記されているのね♪」ということは、確認できました。

というわけで、「やっぱ、新しい版を持っていた方がいいかも」ということで、

「今日の治療薬2011」と「Mosby’s Drug Reference for Health Professions (Edition 3-2011)」(私の持っている版の後継は探し当てることができなかったので)を購入してしまったSayoです。
・・・といっても、今後「ナントカ mg t.i.d.」に出会う確率は、天文学的にとまでは言いませんが、か~な~り~低いとは思うんですが。まあ、安心賃ということで。

蛇足ですが。
「米国式処方箋の書き方」について調べていたら、なつかしのRefillに遭遇致しました。
実は、私、あちらではアレルギー性鼻炎がひどく(でも、もしかしたら、それは「歯性上顎洞炎」が原因だったのかもしれないのですけど)、鼻炎のお薬を処方して貰っていたのですが、それがいつもRefillだったのでした。
その処方箋を薬局に持っていくと、その後3回(それとも2回だったかな?)までは、処方箋なしでも、同じお薬を処方して貰えるというシステムです。
薬局の個人データに「Refill処方箋出てます」データが入っているハズなので、身一つ(?)で行っても処方はして貰えたと思うのですが、私はいつも、話を早くするために、空容器を持参して「Refillして」とお願いしていました(そのフレーズが正しいかどうかは別として、”Can I have a refill?” と空容器を見せると、一発で通じていました)。
そうやって処方して貰ったお薬の容器には、私の名前とか薬剤名とかの情報が記載されたラベルが貼付されているのですが、そこに、Refillという欄があって、Refillして貰うたびに、その横に書かれた数字が1つずつ減っていって、「Refill: 0」になったら、次は処方箋を持参しなければならないとか、そんな感じだったと思います。もう記憶もだいぶ薄れてますが(もしかしたら、このやり方は、私が行きつけにしていた大型スーパー内のドラッグストア固有のものだったかもしれません)。
そんな時代もあったよね~(遠い目)。


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2011.07.24 15:31 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |
とは、仕事のこない日々です。

10年近くこの仕事をやってきて今更?と呆れられそうなのですが、何年やっても、やっぱり、仕事のない日々がある一定期間(個人的にはだいたい10日~2週間ほどです)以上続くと、「もうこのままずっと仕事が来ないんじゃないか」という不安が襲ってきます。

もちろん、知識を増やす以外の、翻訳支援ソフト導入の検討とか、PC環境の整備とか、営業活動とか、「仕事を頂けそうな努力をする」ことを(だいたいにおいて)怠ってはいますし、処理枚数を少な目に申告していることもありますから、使う側からすれば「がっつり仕事を頼んでも大丈夫か」的不安があるには違いなく、この「仕事がこない」と悶々する原因の一端は自分自身にもあることは自覚しておりますが、でも、やっぱり不安は不安なのよね。

最近は、短納期少量案件(自分の中では、出来上がりベースで和訳20枚程度まで、英訳10枚程度までのものが「少量案件」に該当します<特に深い意味はありません)3~4日おき、といういつものペースが復活してきましたが(まだ油断はできないけど)、実は、4月中旬以降は、ぱたっと依頼が止まってしまって、「ひと月に1回5~6日だけ稼動」的な悲しい状態が2ヵ月以上続いてしまっていたのでした。
そんなに続いたのは、2009年夏~秋にかけて「もうこのまま廃業しようかしらん」と半ば本気で考えた頃(リーマンショックの影響?)以来だったので、正直ちょっと辛かっりしたのでした(色々ばたばたしていて助かった部分も、実際ありましたけど)。

「仕事がこない日々」は、充電と勉強の時間、と捉えるようにはしていますけど、あまり長く続くと、ふと依頼の電話を待っている自分に気づいて自己嫌悪に陥ったり、「今日もどこからも連絡なかった」とがっくりしたり、「実は大きな失策をしでかしたんじゃないかしらん」と根拠のない(まあ、後から気付く小さな訳出ミスはけっこうやらかしましたが)不安に苛まれたり、と精神衛生上も、あまりよろしくありません。

気分転換だったり勉強することだったりと、人によって対処の仕方は違うと思うのですが、とにかく、そういう不安とうまく付き合っていくことも大事だよなあ、と改めて思ったりしたのでした。 
あとは、それまでちょっと忙しい日々が続きましたので、恥ずかしい話ですが、そうやって「少し大きな仕事を任される」状態を常態と勘違いしてしまって、ちょっと偉く(?)なったような気分になっていたのですね。だがしかし。小さなお仕事(たまに少し大き目のお仕事)を実直にこなすのが、ここ数年の自分本来の姿だったはず。ちょっと頭を冷やすことができたのでした(はず)。
ついでに、「やっつけ仕事」とまでは言いませんが、忙しさを言い訳に、一部チェックが少し甘くなってしまっていたのも事実だったので、そこは反省致しました。

・・・という感じで、ちょっと色々考えたり反省したりした2ヵ月でありました。

新しい翻訳会社さんにも登録できたことだし、また初心に戻って頑張ります(←その決意、いつまで続くことやら・・・<取敢えず、目の前の仕事ひとつずつ、ですな)。

え? Service Pack 1のその後ですか(ひとつ前の記事参照)?
まだそのまま「利用可能な更新プログラム」中に放置してます。
やだな~、やらなきゃ駄目だよな~、誰かやってくれないかな~。
・・・来週再挑戦します(多分)。


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2011.07.20 16:41 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(2) |
筋金入りに機械音痴でアナログな人間です。

そんな私が、何を血迷ってPCとインターネットがなければ生きていけない、こんな仕事をやっているんだろう。しかも、メインは工業分野の翻訳だし。

・・・とはいえ、この仕事をしている以上、そんなことばかりも言っておれないので、本を読んで多少は勉強したり、マニュアルやトラブルシューティングの本を手元に置いたりはしているのですが、日々、「正常に動いてね」と祈りながらPCに向かうSayoです。
たぶん、死ぬまで苦手(&嫌い)意識が消えることはないでしょう。

一応、(古い子ちゃんなんですけど)バックアップマシンもあって、定期的にバックアップはしていますし、仕事をしている時は、毎日メモリスティックにデータも落としているんですが、今使っているWindow 7機は、個人的に結構使い勝手がよく気に入っているので、突然死んでほしくないのよね。

とか思っていたら、今日(つかもう昨日ですけど)、Service Pack 1のインストールに(勝手に)失敗して、(勝手に)立ち上がらなくなってしまったのでした。正確には、インストールは成功したのですが、インストールを有効にするための再起動中に「構成に失敗してしもた」とかで、悪びれる様子も見せず「以前の構成に戻してますんでね~♪」表示がしばらく続いた後、(何の断りもなく)シャットダウンされるという状態になってしまったのでした。何度やってみても、同じです。
こういう時に限って仕事があったりするのよね(世の中とはそういうものです<不惑もとうに過ぎましたので、そのへんは悟ってます)。

セーフモードで立ち上げてみる手もあったんですが、その後どうなるかが不安。
できれば、インストール前の状態に戻したいけれど、どうすればよいかよく分からない。
ということで、サービスセンターに電話するという、いつもの手段に出るSayoです。
相手が「ヒト」だと何となく安心するのよね(お年寄りの気持ちがよく分かる)。
10分弱電話口で待たされましたが、まあ、そんなことはよくあることです。

状況を伝え、step by stepでシステム復元操作を教えて頂きまして、
無事、インストール前の状態を復元し、PCを立ち上げることができました。

まだ、「更新プログラム」の「利用可能な重要な更新プログラム」中には、ソイツ(Service Pack 1)がおるんですが、お仕事が終わってからもう一度対処しようと、とりあえず、見て見ぬ振りをしています。サービスセンターの方には、「次はWindowsのダウンロードセンターからダウンロード/インストールをやってみてくださいね」と言われていますので、そのようにしてみようと思います。駄目だったら、またその時に考えます(次はWindowsのupgradeセンターとかに電話してそうな気がする)。

「そういう不具合の報告はないようですね」とのことでしたが、後で少しばかりググってみましたら、同じような状況で泣かれた方も、少なからずおられるようでした(その対処方法や状況発生のpossibleな理由については、私には難しすぎるものが多かったのですが)。
ちなみに、旦那は、「ウイルス撃退ソフトが悪い」と断言していますが、彼は全ての不具合・誤動作をウイルス撃退ソフトのせいにしてしまうという悪い癖がありますので(でもって、PCを直してくれる訳ではありません<ていうか、大停電とか同時多発テロとか母急逝とか、そもそも大事な時に彼は必ずいない)、その発言は、割り引いて聞く必要があります。まあ、頭の片隅には置いておきます。

というわけなので、連休が明けましたら、また、小さな胸をドキドキさせながら再インストールに再挑戦しないといけないSayoなのでした。

だからPCは嫌いなんだよっ。
(<で、アナタが翻訳なさっている分野はなんだしたっけ?<自分)

SayoのBackgroundについては「はじめに」カテゴリの記事をご参照ください。
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2011.07.17 00:30 | 分類不能 | トラックバック(-) | コメント(0) |
葬儀のことなど書いておりますが(たいした内容ではないですけど)、「そういうのはちょっと(どんなものでも)読みたくない」と仰る方もおられるかもしれません。
ので、申し訳ないのですが、本日の記事について、
この先のスクロールは、ご自身の判断にてお願い致します。


百ケ日。
無事終わりました。
といっても、四十九日と同じで、お寺でお経をあげて頂いて、お墓にお参りして終わりですけど。四十九日を終え、満中陰志(という表現を使用するのは関西方面だけなんですね<いわゆる香典返しです)をお送りして、葬儀にまつわる一連の行事(?)は一段落なんですけど、百ケ日が終わると、mustな法要が「終わったー」て感じで、ちょっとほっとします。
百ケ日は、ご存知の方も多いかと思いますが、別名を「卒哭忌」と言い、「故人のために激しく嘆き悲しむ(慟哭する)のは今日で終わりにしましょう(卒業する)」という意味の節目の日とされています。と言っても、「はいそうですか」とその日を境に切り換えられるものではないですが(←一般論<個人的には、すでに淡々と日常生活を営んでいます)、そのように自分に言い聞かせるためのけじめの行事が、百ケ日の法要なのかなと思います。

四十九日が終わって落ち着いても、「寂しい」とか「悲しい」とかいう感情は湧かなかったです。ただ、折に触れて、「申し訳なかった」「可哀そうな最後だった」と、母を哀れに思います。仕方なかったこととはいえ、娘に病院に放り込まれ、結果、誰にも看取られずに亡くなったわけですから。そうなった原因のひとつとも言える、もともとeccentricな性格のよりeccentric 化が、そのような型として現れる認知症の結果であったとしたら、「認知症」とは、何と恐ろしく悲しい病気なのだろうと思います。医薬翻訳に「この分野」という専門を作る予定は今のところないのですが、もし「ひとつだけ何か」と選択を迫られたとしたら、「認知症と老化」をあげると思う。まあ、自分の行く末について調べるわけだから、怖いっちゃあ怖いですけど。あと、自分にも、その同じ遺伝子(遺伝と決まったわけではありませんが)が組み込まれていると思うとね。

さて。
その母の葬儀ですが。

家族葬に致しました。私、本当に係累の少ない人間なんで。
通夜と葬儀に父方の遠い親戚(でも近くに住む)が2人出席して下さいましたので、旦那と私を含めてmax 4名、喪主としては、超楽な通夜葬儀でありました(旦那の祖母が亡くなった時、長男の長男の嫁の立場で、義母のサブとして皆様のおもてなしを手伝いましたので、「それなりに係累が多く近所付き合いの濃い場合の普通の葬儀」というのも、いちおう経験しておりまして、普通の喪主家族の大変さも、多少は分かっているつもりです(ハズ)<町中ですが、イマドキ「隣り組」(!)など存在する古くからの土地柄です)。

葬儀後、義母や友人を始めとする何人もの方から、「家族葬ってどんな感じ?」という質問を受けました。核家族化・少子化の進むこのご時世を反映してか、皆さん、家族葬なるものにかなり関心があるようでした。どのような葬儀にするのがよいのかは、本人の遺志、親戚の数と付き合いの濃さ、友人とのつながりの深さ、仕事関係、土地柄など、種々の要因を考慮して決めなければならないと思うのですが、「本当に最後の別れを惜しみたい人たちに送られる」というのが、本来、一番幸せな(という言葉は語弊があるかもしれませんが)葬儀なのだろうなあと思います。

とはいえ、実際問題として、家族葬のお値段が気になる方もあろうかと
(そういうことは、なかなか周りに聞けないですよね)。
ということで、ご参考までに、私の行った家族葬の概略を下記しておきます。

中堅どころの葬儀社(A社)の家族葬専門会館で行ないました(この会社は、市内にもうひとつ、普通の葬儀を行なうための会館を所持しています)。会館には、10名までの少人数用の和室(とそれに付随する控室)と、10 ~ 30名までの人数用の小ホール(とそれに付随する控室)があります。お借りしたのは、前者の和室の方です。
結果的に、家族葬専門会館を持つ葬儀社にお願いすることになりましたが、これは意図したものではなく、病院提携葬儀社がこの会社だったということです(どの葬儀社にお願いするとしても、家族葬にすることは決めていました)。

料金体系は、20万円ほどの基本料金に様々なオプションをプラスしていくというもの。一応基本料金と謳ってはいますが、それだけで普通に通夜葬儀を営むのは不可能なサービス体系となっておりまして(たぶん、どこもそのような感じなのだと思いますが)、最終的に、葬儀社には、40万円ほどの代金を支払うことになりました(関西の一地方都市の参考料金です。祭壇、生花、火葬場までの車代、火葬場使用料など、通夜葬儀を行なうのに必要な一応のサービスは全て含まれていますが、通夜振る舞い、精進落としなどの料理代金、僧侶への御礼は含まれません)。
通夜・葬儀の進行は、基本的に普通の葬儀と同じです。人数が少ないため、司会進行をして下さる方がいないとか、喪主挨拶がないとか、小さな違いはありますけど。

ちなみに、伯母の葬儀(4年前)も、別の少し大手葬儀社(B社)にお願いして、ほぼ同じ規模の家族葬にしましたが、この時は、葬儀社支払代金は30万円ほどでした。
お値段だけを比較すると、かなりの開きがありますが、サービスやら祭壇のしつらえやら、様々な点を総合すると、今回の葬儀の方が満足のいく内容となりました。(1)B社の場合は、別にスタッフに寸志を包まなければならなかった、(2)B社は基本的に普通規模の葬儀がメインのようで、「どう見てもここは控室」的な部屋で「急遽用意しました」的しつらえの祭壇を前にしての葬儀となった、というのが、今回の葬儀の方を「よかった」とする大きな理由です。
お世話になったスタッフの方の態度は、どちらも、配慮の行き届いたものでしたが。

肉親の死に立ち会った時、まずはその死を悼むべきなのかもしれませんが、喪主としては、実際問題として、まず、「葬儀社どうしよう」「誰と誰に連絡しよう」「現金引き出さなきゃ(主として僧侶への御礼用)」を考えなければなりません。

伯母の葬儀の時は、右も左も分からず、本当におたおたしてしまい(腸閉塞→腸管破裂→敗血症で、入院2週間ほどで亡くなりました)、葬儀社の担当営業の方が教えて下さるままに、勢いだけで済ましてしまった部分があって、あとから「こうすればよかった」「ああもしてやりたかった」ということが、たくさん出てきてしまいました。
親の葬儀って、正直触れたくない部分ではあると思うのですが、ある程度の年になったら、それなりに考えておくべきことなのかもしれません。

で。
伯母の葬儀の後、「こうすればよかった」と思ったことのひとつに、「遺影」がありました。通夜までに引き伸ばし写真を用意しなければならないので、葬儀社も遺影用写真だけは早くほしいようで、といっても伯母の写真なんかどこにしまってあるのか分からず、動転してしまった母は役に立たずで、唯一手元にあった、身体障害者手帳の写真を遺影にしたのでした(ごめんしてね)。

ということで。
母の遺影は、桜の下で満開の笑み、であります。


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2011.07.14 23:45 | 両親のこと | トラックバック(-) | コメント(0) |