屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

日曜日に、父の入所している特養の夏祭りがありました。

「老人ホームで夏祭り?」
と驚かれることもありますが、家族を施設に預けている方にお聞きすると、結構たくさんの施設で、この「祭り」(たいていは夏祭り)なるものが開催されているようなのでした。

父の施設では、この他にも、豆まき、お花見(お天気&気候次第)、七夕、敬老の日、クリスマス、餅つき等のイベントがありますが、これらは、基本入所者のみのイベントで(その時に面会に行くと歓迎して頂けますけど)、家族も参加する、施設を挙げてのイベントは、この夏祭りのみです。非番のスタッフさんも総出のイベントになるので、そうそう年に何度も開催するわけにはいかないんでしょうね。準備後片付けも大変だし。

入所後2回は駐車場で、3回目の昨年は、増床工事中で駐車場が使えなかったので屋上に大きなテントを張っての開催でした。増床棟が完成した今年は、また駐車場に戻っての開催です。

特に大したことをするわけではなく、飲んで食べてスタッフさんの余興を楽しんで、という感じの1時間半です。地区の夏祭りのミニ版ですね。
入所者の方は(父も含めて)殆どが車椅子常用者ですから、途中から参加して途中で部屋へ戻ってという感じで、最初から最後までお祭りに参加される方の方が稀です(このお天気ですから、熱中症の心配もしなければなりませんしね)。

父も、ミニ稲荷寿司、焼きそば、ミニフランクフルト、かき氷などを少しずつ頂いて(この他に、たこ焼き、そうめんなどもあったようです)、40分程で部屋に戻らせて頂きました。

数少ない発語のひとつ「もう終わり」(「わしゃ疲れたので部屋に帰って寝る」の代用のようです<あらゆるシチュエーションで使っています)が一度も出なかったので、推測ですが、父も楽しかったんじゃないかと思います(つか、食べ足りなかったかもね<一度ひどくむせてしまい、その後は、怖くてあまり食べさせることができなかったので)。

父をはじめ、周りで何が行なわれているか理解できていない入所者さんも多いと思うのですが、それでも、「何か分からんけど盛り上がっている」感&ちょっと非日常な出来事は、きっと脳にとってよい刺激なんだろうなと思います。

スタッフの皆さん、ご苦労様でした。
来年もこんな感じで参加できればよいですなあ。


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2011.08.30 23:28 | 両親のこと | トラックバック(-) | コメント(0) |
10年+前、渡米で一時翻訳のお仕事を中断するにあたり、「よし、これから医薬翻訳の勉強するゾ」とやる気に燃えて購入したのが

「解剖学」(金芳堂)

でした。

・・・

無知無謀以外の何モノでもありません。
決してこの書籍が駄目と言っている訳ではありません、念のため。
ただ、「これから」な初学者には難しすぎました。
当然積読。ごめんなさ~い。

そんな私に解剖学の基礎を叩き込んでくれたのは、「Anatomy」の授業(特に実習)。
その時のテキストが

「Human Anatomy third edition」(Prentice Hall)

でした。
大型本で、厚さは2センチくらいですけれど、重量はドーランドといい勝負です。これを毎週授業に持って行ったわけです。若かったのね~。

もちろん全カラーで、図、cadaver断面図、写真の対比も多く、とても分かり易かったです。高かったけどな。あと、授業(とテスト)がなければ、ああも真剣に読まなかったとは思います。

今でも、仕事で解剖学的構造が知りたい時は、(図写真部分のみ)よく参考にさせて貰っています。ただ、問題なのは日本語の対訳がないこと(あたり前ですけど)。

てことで、最近はちゃっちゃっと別宅(図書館)まで走り、

「ネッター解剖学アトラス」(南江堂)

に助けて貰うことが多いです。
Netterさんも、重量的には上記のテキストといい勝負なんですが、禁帯出(参考図書)なので、重さにあえぐ必要はありません(ただ、別宅まで出向かなければならないという不便さはありますが)。
何たって、日英対訳だもんね。ただし、アトラスなので、図写真ばかりです。その部位について、もう少し詳しく知りたい時は、また別の辞書やら書籍やらインターネットやらに頼らねばなりません。

ということで、私がAmazonで購入したのは、

「臨床のための解剖学」(メディカル・サイエンス・インターナショナル)

でした。「Clinically oriented anatomy」という書籍の訳本です。説明もついている分(?)、Netterより4000円ほどお高いです(いや、それが理由かどうかは分かりませんが)。が、しかし。日英対訳の図の他に、随所に、青色囲みで疾患(or損傷)に関する記述、緑色囲みで画像診断図、黄色囲みで体表図が挿入されていて、個人的には、結構使いやすいです。説明は分からんことも多いですが(ま「臨床の・・・」と謳っているのであたり前ですが)。重量的にも、Netterさんより多少軽いです(?)。

もう1冊(1種類)挙げておきたいのが、前々々回くらいの記事「医療機器の翻訳」でnobaraさんが教えて下さった「人体の正常構造と機能」シリーズです。とりあえず

「カラー図解 人体の正常構造と機能Ⅱ 循環器」(日本医事新報社)

を図書館で借りてみました(その少し前に、ちょうど循環器が係ってくる案件を仕上げたところだったので)。図写真の詳しさという点ではNetterや「臨床のための解剖学」には劣りますが、解剖学と生理学がいい具合にミックスされていて、文系から医薬翻訳の勉強を初め、解剖生理の基本を何となく理解できた or 仕事を始めましたくらいの頃から、凄く頼りになりそうという印象でした。
ただ、惜しむらくは、呼吸器、循環器など、10冊のシリーズとなっていて、どれもそこそこなお値段であるということ(10巻縮刷版もありますが)。なので、「仕事は(ある程度)特定のorgan systemが中心」という場合でなければ、購入はちょっと考えるかな~(別宅にそろっているしな)。重量的には「ほいっ」と手に取るのに丁度いい重さですね(<だから重さは関係ないって)。

ということで、私は手元に「臨床のための解剖学」、別宅にNetter+カラー図解シリーズということになりそうです。

これまた、個人的な印象ですが、内容の難しさの程度は

カラー図解<臨床のための解剖学<Netter

かなと思いました。Netterを難易度最高としたのは、Netterには図写真しか掲載されておらず、その解剖学的部位の果たす役割(機能)をある程度知っている(or別の資料に当たる=どんな資料に当たればよいか分かっている)必要があると思うからです(あくまでも個人的な感想です)。


では。
それ以前の解剖学関連(独習お役立ち)書はないのか、という話ですが、Amazonさんを検索していて、

「図解入門 よくわかる解剖学の基本としくみ 」(メディカルサイエンスシリーズ)(秀和システム)
「ぜんぶわかる人体解剖図―系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説」(成美堂出版)

の2冊を見つけました(「解剖学」をキーワードに検索すると最初に出てくる2冊です)。「なか見!検索」&カスタマーレビューだけから速断するのは無責任な気もしますけれど、「これからきちんと学びたい」のとっつきにはいいのではないかなあと思いました。10年+前の私が、Amazon検索をしていたら、この2冊のどちらかを選んだかも(いや、その時にはまだ出版されていないんですけど)。
ただし、実際に仕事をするようになると、これらの書籍だけでは物足りなくなるかなと思います(おおっ、生意気<大目に見てやってください)。ご参考まで。


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2011.08.26 12:22 | 辞書・参考書 | トラックバック(-) | コメント(2) |
いや、卑下している訳ではないです。
ただ、処理可能枚数とか色んなことを含めて、
どう考えたって、やっぱり自分は「二軍」だよなあと。
二軍だからといって、手を抜く訳では決してありませんが、念のため。

てことで(←接続詞からして、すでにおかしい)。
お盆前後にお引受したお仕事が終わりました。
といっても、いつもの「少量短納期」案件数件ですけど。

思い返してみれば、正月、GW、お盆の日本的3大休暇期間は、
毎年、何がしかのお仕事をさせて頂いているような。
(今年のGWはヒマしてましたけどね)
それも、直前になって、「お仕事できますか?」と打診が来る感じで。

花形一軍翻訳者の方が、この時期仕事量をセーブされたり、お休みを取られたりする+休み明けに納品原稿がほしいクライアントさんが多いなどの理由で、私のようなニッチの翻訳者にも、お仕事が回って来るのだろうなあと思っています。

てことで、はっきりきっぱりと(?)お盆が明けた今日この頃、Sayoは、いつもの「ちょっと休んじゃ~、ちょっと仕事する」ペースに戻りそうな予感です。ま、とりあえず、明日は実家の片付けだけど。

加齢による衰えは如何ともしがたく(徹夜はできません)、瞬発力・持久力で劣り(大量短納期できず、大量長納期もたぶんできず)、球威もありませんが(専門領域持たず)、球種は多く(超専門的でなければだいたいお引受けします)、練習熱心で(しつこく調べます)、練習に遅刻することもありません(納期は守ります<いや、ぶっちぎったこともあったけど)。

・・・いや、ちょっと書いてみただけで、「アンタ一軍は無理よね」な内容なのですが、せめて、何かの折りには、そこそこの仕事をするだろう、安心できる二軍選手として、ちょろっと一軍試合に出して貰えるような、そんな翻訳者でありたい。Sayoのささやかな野心(?)であります。


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2011.08.23 23:00 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |
私も数度の経験がありますが、
今回の被害者は、私ではなく旦那であります。

普段、痛みだの血だのに慣れない人なので、
ぎゃあぎゃあとうるさいったらありません。
痛いのね~、可哀そうにとは思うけれど、
そんなに連呼してくれなくても、
知ってますってば、その痛み。
あんた、私が苦しんでいた時、ラスベガスでスロット回しとったでしょーが(←旦那の名誉のために付け加えておきますと、それは出張時の空き時間のことです)。

それは、昨晩、食事を終えた旦那が、無理な体勢で立ち上がろうとした時に、突然起こったのでありました。
腰を捻った状態のまま、腰に力が入らず、動けないという。動けないというとどを、非力な私がどうやって動かせますか? と冷たくあしらうのも可哀そうなので、何とか動かせる左側の足と両手を駆使して、立ち上がらせました(←と書くと、高みの見物を決め込んでいた鬼嫁のようですが、ちゃんと介助してます<たいして助けにならんかったけど)。
立った状態では痛みはないという(この時点で、尿路結石の可能性は排除)。また、恐る恐るですが、ちゃんと歩けるようです(骨折可能性排除)。ただ、腰の曲げ伸ばしは全く駄目なようです(たぶんぎっくり腰だね)。
旦那は、「腰じゃない」と右臀部の上部あたりをさするのですが、そのあたりにも腰の動きに関係する筋肉があったような気がするので、やっぱりそれはぎっくり腰だろうと思うSayoですが、旦那は「ここは腰じゃないから」と頑な。「それに、俺、ぎっくり腰をするようなこと、何もしてへんし」つーか、さっき無理な姿勢で腰ひねったじゃん。その程度でも、筋肉が疲労していればぎっくり腰になるんだってば。若くて元気な筋肉じゃないんだから(←いちおー、心の声です)。

その晩は何とかベッドまで辿り着かせまして、翌朝。
旦那は痛みが消えているか軽快していると思っていたようですが、世の中そんなに甘くはなく。
うつ伏せの状態からしばし動くことが出来ず、起き上がるまで難儀したのでした(←ちゃんと介助してます、念のため)。

普段は病院嫌いの旦那ですが、この日は、自分から「○○整形外科」に行くと言い出しました(奇跡的に、家から歩いて5分の場所に評判のよい整形外科がありまして、私も、以前そこに通いました)。たぶん、このままでは、今晩の飲み会に出席できないと思ったのでありましょう(つか、普通その状態で行くか?)。

何とか自分で動けるようですので、ひとりで送り出しました。

で、昼過ぎに帰ってまいりましたが。
レントゲンの結果骨に異常はなく、「筋肉の炎症でしょう」という診断結果でした(それは「ぎっくり腰」じゃないのか?<しつこい)。
痛みのある箇所に痛み止めの注射を打ってもらい、多少楽に動けるようになったようです。あとは、お薬と大量の湿布薬を頂いてきていました。

炎症なのだから、安静が第一だろうと思うのですが、昼食後、「どうしても今日片付けないといけない仕事が」と、会社に出掛けて行きました(ヤツの会社は今週一杯夏休みです、念のため)。そのまま、飲み会に向かうようです。まあ、動けているのならいいですけど。ぎっくり腰の主婦だって、洗濯物を干したり、掃除機掛けたり、食事の支度したりしなければならないですからね(直立姿勢は意外と楽です)。

さて。
そんな「ぎっくり腰事件」で大活躍したのが、私の父の杖でした。5年前胆石摘出手術で入院し術後のリハビリも順調に進んでいた頃、病院を通じて購入したものです(その時はまだ認知症もそんなに進んでいなかったので、母を助けて在宅介護をするつもりでいたので)。その後、退院前に結核が発覚して長期入院となり、その間に認知症も進み杖では追いつかないほどの介護が必要な状態になってしまったので、そのまま施設入所となり、結局、その杖は一度も使うことがありませんでした。私としては、「もしかしたら義父に必要になるかも(膝が悪いんです)」と思って、ずっと自宅に置いておいたのですが、まさか、義父より先に旦那が使うことになるとは~。

今晩、無事帰宅してくれるよう祈ってます。
まあ、この時間まで連絡がないのなら、大丈夫なんでしょう。


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2011.08.19 20:45 | 健康 | トラックバック(-) | コメント(2) |
旦那さんは、今週1週間夏休みらしいです。
といっても、ちょこちょこ出勤してはりますし、
お盆休みと言っても、旦那の実家(日帰り圏内)に帰省する以外は、
特に目立った行事もない我が家です(子供もいないしね)。
そんなわけで、狭い家に小ぶりのとどがごろんごろんしているため、
何かと調子が狂ってしまっているSayoですが、
何とか頑張って、ぼちぼちお仕事しています。

さて。
7月から、新たに医薬翻訳の分野にも登録して、ぽつぽつお仕事を頂くようになったわけなのですが。
新たな分野のお仕事は、1件を除き、全てが医療機器がらみのお仕事です。
(残る1件は、「7月総括」でも書きましたウエブページの翻訳です)
全て小さなお仕事ですが。

それはたとえば、
小型の医療機器の出荷に際しての抜取検査の手順
大型の臨床試験(それもまた医療機器に関するものなのですが)のプロトコルの別添え資料の1つ(試験対象の医療機器の評価に際して用いられる別の医療機器の使用手順)
医療機器に関する短い文献
医療機器の材料の化学分析報告書
といった内容で、
量は(出来上り)3枚~20枚程度の短いものばかりです。

私の中には、「医療機器」といえば、MRIとかCTとかの大型機械という勝手なイメージがあり、またその翻訳についても、何百ページにもわたる取説、サービスマニュアル、プロトコルなどを想像していたのですが(従って、量的なことを考えても、自分に声が掛かることは全くないよなあと考えていたのですが)、医療機器もその翻訳も、本当に多岐に渡っているのだなあというのが、この1か月半の印象です。

このところ、調査の過程で「医薬品医療機器情報ホームページ」(http://www.info.pmda.go.jp/)さんの「医療機器添付文書情報」の門を叩くことも多いのですが、たとえば、カテーテルのガイドとか、検査機器の1部品とか、インプラントとか、本当に小さなものまでが「医療機器」になるのだなあと、改めてびっくりしております。

私は、これまでも機械分野のお仕事が中心でしたので、今後も、この傾向(「医療機器」関連の小物)が続くのかなあと思います。でも、それもいいかなあと。実際、過去の電気や機械の(表層的)知識が役に立ったこともありましたし、何よりも、どのお仕事も面白かったですし。

まだ初めてひと月半ですし、この後どうなるかわからないのですが、1つ切実に思ったことは、「医療機器を正しく翻訳するには、解剖学の知識が(かなり)いる!」ということ。大まかな知識はあるつもりでしたけど、大まかでは足りないことが多く、解剖学のよい参考書が手元にあったらなあと思いました。時間に余裕がある時は、図書館に「Netter解剖学アトラス」を読みに行ったり(←完全に府/県図書館を私立図書館化しているようです)、それも難しい時は、自分の身体を使って体勢の実験をしてみたり(本人は真剣ですが、はたから見ればただのアヤしいおばさんだよなあ)。

Amazonさんも訪問してみましたが、そうしたら、逆に「あれも」「これも」と色々な本が欲しくなってしまい、自重するのが大変だったのでした。そうやって入手した参考書さんはまた改めて。


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2011.08.16 23:28 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(2) |