屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

といっても、四字熟語ではありません。

世の中に「号泣」氾濫しすぎてないか? と疑問に感じる今日この頃。
ちょっと号泣に食傷気味のSayoです。

間違って用いられているわけではなく、読者/視聴者の目を引くためにあえてこの言葉が用いられているケースが殆どだと思うのですが(「すごく悲しんでいる感」はよく伝わってきます)、それでも、これだけ頻繁に目/耳にすることが増えると、とにかくSayoに関しては、「目を惹きつける」というご利益はもうかなり薄れてしまっております。

それにしても、あまり頻繁に目にするので、
もしや自分の「号泣」の定義が間違っているのかもしれないとふと不安になり
ちょっと辞書など調べてみました。

広辞苑「大声をあげて泣くこと」
新辞林「大声をあげて泣き叫ぶこと」
新明解「(ふだんは泣かない大の男が)天にも届けとばかりに悲しみ泣くこと(←この説明は、それはそれで面白い・・・というか「新明解」さんにはスルーするには面白すぎる説明が沢山あるのですが、それは今日の本題ではないので、スルーしときます)」

・・・ほっ(←間違ってなかったため、ほっとしているようです)。

普通に「泣く」「嗚咽する」「涙(嗚咽)を抑えきれない」ではあかんのか。
特に、感動して涙を流す場面で「号泣」をやられると、個人的には、ちょっと引いてしまいます。贅沢を言えば、「涙を抑え切れなかった」とか「目頭を押さえた」とか「声が震えていた」とかで止めて頂いて、こちらもちょっと余韻に浸りたいところです。感動って、そんな風に、心の奥から湧き上がってくるものじゃないんでしょうか?
普段そういう表現を使っていてこそ、ここぞという時の「号泣」表現も生きるというものだと思うのです。けれど、実際には、ちょっと涙ぐむ場面にさえ「号泣」が使われていることもあり、「『ものすごく悲しくて当たり憚らず声を上げて泣いてんねん』な状況に使われるべき言葉ちゃうんか」な号泣が安っぽい言葉になってしまったような気がして、号泣さんが可哀相なSayoです(号泣)。

この「号泣」に代わって、新しく目を引きそうな言葉と言えば、個人的には「慟哭」くらいしか思いつかないのですが、個人的には「慟哭」と言えば、「簡単には声を掛けられないような感じで深く嘆き悲しんでいるさま」を想像し、何となく特別な響きを感じます。今後、安易に「慟哭」が用いられることがないよう祈ります。

今日はちょっと(かなり?)生意気な記事だったですね。
私も、普段、「?」な言葉をたくさん使っていますしね。
「でもだがしかし」とか(3つも重ねんでええやろと突っ込まれそうです)。
まあ、おばはんの文句垂れと思って、聞き流してやってください。

SayoのBackgroundについては「はじめに」カテゴリの記事をご参照ください。
関連記事
2011.11.26 12:50 | 分類不能 | トラックバック(-) | コメント(0) |
頻出する単語なのだけど旨く訳せないことが多い。

リーダーズを見ると「付加的な、追加の、補助の、特別の」。
研究社の新英和は「追加的な、付加の、補助的な (added)」。
ビジネス技術(海野さんの辞書)には「追加の、割増の、付加的な、補足[補助]の、余計な、その他の、更なる」などの訳語が掲載されている(←私の持っているのは古い版です)。

自分の仕事的には、この「その他の」を使うと一番しっくりするケースが多いかもです。
もちろん、いつも使える訳ではありませんが。

最近出会ったのは「additional benefits」。

その前に「メインのbenefitsはこれこれよ」という記述があって、「でもその他にもこ~んなbenefitsもあるからね」という流れの中で用いられているadditional benefitsです。「その他のbenefits」でもよかろうという気もするのですが、それだと、何だかメインのbenefitsとadditional benefitsが対等に近い関係になってしまうような気がする。ここは、メインがずしっとあって、補足的にadditional benefitsが列記されている場面(?)です。「その他のbenefits」って何だかother benefitsみたいな感じがするのよね。
と悩む場所じゃないでしょ、そこ、という説もある。
が、いったん気になりだすと、これがどーにもこーにも。

この時はプレゼン資料のタイトルでしたので、
「その他にもbenefitsが」「その他にもあるbenefits」
など考えてみました。
もっとぴっしっと嵌る訳があるかもしれないのですけど、
今のSayoには、恥ずかしながらこれが精一杯でした。
苦し紛れってことで。
ま、どちらも、逆英訳した場合、
自分でもadditional使うかもしれないと思えたのでよしとしたのでした。

このAdditionalといいfurtherといい、
決して難解な単語ではないのに訳出に悩むことが多いです。
で、泥沼にはまる。
翻訳の奥が深いのか、私の修行が足りんのか。
両方あるけど後者の比重が高いんでしょうなあ、
てことで引き続き精進します
(とりあえず、喪中はがき精進してます
<なので、本当はブログ記事を書いている場合ではない)。

SayoのBackgroundについては「はじめに」カテゴリの記事をご参照ください。
関連記事
2011.11.22 22:39 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(4) |
何人かの方が「忙しい」という記事を書いておられますが、
実は私も忙しい今日この頃なのでありました。

帰国して7年、がっつり働いた年は最初の1年だけなのですが、
年末から3月までの時期は、
翻訳業界一般に繁忙期なんじゃないかと。
数字の裏づけのない個人的感覚ですが。

とはいえ、1つのお仕事が終わる前に次のお仕事の打診が来る、
という状態が長く続く今の状況は初体験。
とてもありがたいことではあるのですが、
翻訳以外の生活とどう折り合って行ったらいいのか
正直(自分にとって)よい答えを見出せないまま、
怒涛のように日々が過ぎていく、というのが実感です。

一応週1英会話はキープしておりまして、
それにあわせて銀行やら郵便局やらお寺さんやらの用事をこなし、
週2回父の食事介助も何とかキープです。
ただ、週1ペースのはずだった実家の片づけが
10日に一度になり、今じゃ2週間行ってないよ。
草引き不要の季節になったので、
自分の中に「ま、いっか」感が生じてしまったのが大きな敗因です。
明日は久しぶりに行ってきます(雨予報やん)。

片付け&風通しだけならそんなに頻回に通う必要もないかと思うのですが、
自分の中に、「ご近所さんに申し訳ない」気持ちがありまして。
でもって、1時間ほどで通えてしまうビミョーな距離なんですよね、これが。
「手入れのされていない人が住んでいない家」というのはすぐに分かります。
我が家自身は盗られて困るものはないとはいえ、
そんな家が隣近所にあるのは気持ちのよいものではないと思うのです。
住んでない以上何もできないと言えばそれまでなんですが、
たまったダイレクトメールを処理したり、雑草を引いたり、
今の季節なら落ち葉を掃いたりと、できるだけのことはしておきたい。
(&「してるのよ」というポーズも見せておきたい)
母のことではご近所さんに本当にお世話になりましたしね。
なので、「行かなあかんけど締切あって行かれへんねん」な今の状態、
行けないこと自体がちょっとストレスだったりします。

それからこの前ちょっとショックだったのが、
父のポロシャツの襟が擦り切れ、染みだらけで、
かなりくたびれているのを発見したこと。
「これにも気づかんくらい仕事に必死になっとったんか」
と愕然としてしまいました。
さすがに、すぐに新品のポロシャツを何着か買いに走りました。
ついでに冬用の下着も新しいものにしました。
正直、食事介助に通って、毎月成年後見の収支計算をするので、
手一杯なのですが、そう言ってるうちに、
家裁への報告と確定申告の重なる魔の2月がやってくるだよ。

そして今最大のストレスなのが、
実家と2軒分300枚の喪中はがきの宛名書き。
(宛名は手書きすることにしているので)
はがきを印刷したのは10月末だったんで、
「ひと月あれば書けるやろ」と「平成23年11月」にしたんですけど、
なぜあの時「12月」にしとかなかったんだろう(泣)。
もちろん、300枚綺麗に手付かずですわ(号泣)。

ということで、
最近続けてお仕事を下さる、今年新たに登録した翻訳会社さんに事情を話し
「来週は完全お休みか納期緩めのお仕事だけにさせて下さい」
とお願いしました。
それでも完全休業できなくて、
やはり切れ目なく(納期緩めの)お仕事の打診があるのは、
やっぱりこの時期業界忙しいんやでと妙に納得です。
「電気機械嫌がらない医薬翻訳者」(薬学嫌がるけどな)ってことで、
そういうニッチの需要も堅調にあるのかなあと。
それはそれで、本当にありがたいことです。

ま、そんなわけで、
来週は死ぬ気で宛名書きしますわ(←大袈裟)。

で、その後は?・・・というと、
「せっかく医療機器のお仕事も頂けるようになった今、
自分がどこまで働けるかやってみたい」
という気持ちと
「もっと家やら実家やら旦那実家のことに気を配れるよう
余裕を持たなあかん(=仕事を減らす)のちゃうか」
という気持ちの間で揺れつつ、
自分の中での落としどころを探っていくことになると思います。
ま、試行錯誤しつつ頑張ってみます
(と言ってるうちに正月だよ<どうする自分)。

というわけで。皆さん。
目出度く11月中に300枚完成に、
暖かいご支援ご声援(?)を宜しくお願い致します。

SayoのBackgroundについては「はじめに」カテゴリの記事をご参照ください。
関連記事
2011.11.18 18:44 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |
文中選手名アルファベット+漢字で表記しています。一度お名前そのまま記したところ、あり得ないアクセス数となったことがありましたので。検索エンジンのサーチ画面から来て下さる方が殆どだったのですが、当ブログには、そのようなファンの方に満足して頂けるような記事はないよな~、と申し訳なく思いますので、今回ABC+漢字にしてみました。

さて。
BSノーカットのエキジビション放映を
毎年心待ちにしているSayoです。
ウチのDVDレコーダはBSは録画できないらしいので、
エキジビションノーカットは当日放映に賭けるしかありません。
賭けるぞ。

先々週末、月曜朝納期で出来上がり50枚ほどの和訳のお仕事を頂いた時は、
Sayoの計算上では最終日曜日は最終チェックのみ、
男子シングル観戦後、BSに切替えてエキジビション、
5時間フィギュアスケート漬けの生活が送れる予定だったのですが、
(蛇足ながら、そこにとどは計算に入っていません)
世の中予定通りにいくはずなどありません。

原稿斜め読み時には問題なく思えた箇所に躓いたり、
こそっと出てきた統計の調査に思いの外手間取ったり、
父の調子がちょっとよくなかったり
(今は低空ながら回復しています)
・・・と幾つかの事象が重なった結果、
土曜日せっせと仕事、日曜日せっせと仕事という
結果になってしまったのでした。
(おかげさまで、お仕事の方は日付が変わる頃納品することができました。)

それでも、NHK杯の途中経過は、ネットで随時チェックです。
(ISUのHPからグランプリシリーズその他国際大会の結果頁に入ることができます。
競技中は1人滑り終わる毎に、スコアと順位が更新されます。)

土曜日はフィギュアスケートのことなど考える余裕もなかったのですが、
日曜日は先も見えてきて、途中経過をチェックしながら
「そろそろT橋選手の滑る時間♪」と思ってTVを点けたら、
思い切り計算を間違ったようで、
キス&クライで点数が出たところでした(おかげで優勝したことは分かったさ)。
その暫く後に「エキジビションもそろそろ上位選手か」とTVを点けたら、
休み時間でザンボニくんが製氷中でした(生中継なもんで)。
私のエキジビションはどこえええええっ。

そんな打ちひしがれたSayoを
お友達のブログが救ってくれました。
正確には彼女が紹介してくれたNHK杯の動画画面ですけど。
普段あまりリンクは貼らないのですけど、
これはNHKの画像だしいいでしょ、てことでリンク貼っておきます。

「NHK杯フィギュアのページ」

画面右下の「演技動画クリップ」から一覧に入れます。
期間限定のようなのでご注意下さい。
各選手のショート、フリー、エキジビション、インタビューの動画を
堪能することができます(解説なし)。

T橋選手のプログラムは、ショートもフリーも
あんまり音楽の盛り上がりに助けて貰えそうにない感じの選曲で、
どちらも将来を見据えた挑戦なのかなと思いました。
(フリーのブルースについては本人もそう言っていましたね)
それでも、フリーの4分半短く感じたのは、
中身の濃い良いプログラムだったのでしょう。
日本人選手には珍しい指先まで色気のある選手と思います。
Sayoがあと20年若かったら・・・(以下自粛)。
K塚選手の「ナウシカ」も良かったです(失敗してたけどな)。
(多感な頃に見た映画なのでこの曲を聴くだけで泣けます)
T橋選手とはまたタイプの違う、
でも日本を引っ張っていく選手に成長していくのだろうなあと思います。
K塚選手を見ると、いつもぱっとnobleという単語が頭に浮かびます。
今後、もっと新境地も開拓していってほしいけどね。
A田選手、滑っている時の表情、去年と違ったように思います。
去年のように張り詰めたものがないというか。
(悪気はないと思うのですが、とどが
「マオちゃんはもう終わったのか」
と聞いてきやがりましたので張り倒しておきました。)
S木選手とA田選手のエキジビションナンバーは
対象的だなあと思いました。
元気の出るS木選手の選曲と、祈りのA田選手と。
どちらも、それぞれに震災を意識しながら曲を選んだのかなあと思ったりしました。
以上、思いつくままに。

しゃーない。仕事に戻るだよ。

SayoのBackgroundについては「はじめに」カテゴリの記事をご参照ください。
関連記事
2011.11.14 20:00 | フィギュアスケート(~13-14 season)  | トラックバック(-) | コメント(0) |
最近翻訳に関係のない話題が多くて申し訳ありません。

コシノ三姉妹のお母さまがモデルの「カーネーション」
これが私の狭いツボにはまってしまって、毎日見させて頂いとります。
大阪(岸和田)舞台だしな。
岸和田弁は汚いと言われることもありますが、
私は、何と言うんだろう、あのリズム感? 結構好きです。
自分も結構汚い言葉(つうか方言?)を使うしね。
「龍馬伝」や「坂の上の雲」のような、
映画を思わせるような色調の画面もなかなか。
何たって、話の展開が早い。
一日飛ばすと「えええっ」と仰け反るくらい話が進んでいたりする。
これはもう、毎日見るしかないではありませんか。
しかも、旦那を送り出し、風呂を洗い(とどは朝シャワーを浴びる)、
洗濯機を回して「さあ朝ご飯♪」とひと息つこうとすると、
これがいい感じに8時になろうとする頃で。
これを見逃しても昼の再放送、夕方BSでの最終救済があるし。
15分という短さも、
貧乏性でなかなかじっとしておれない
自分にはあっているかなと思います。
この私が「土曜日も見るで」と気合をいれる朝ドラなんて
ホント久し振りだよ。

主演の尾野真千子さん(オノマチさんと言うんですね、知らなんだ)は、
時々見ていた「名前をなくした女神」の
旦那に怯える地味な奥さんの印象が強くて、
最初は「朝ドラの主演できるんか~」と思っていたのですが、
今のところ、がっつり女丈夫を演じてはります。
幼馴染の勘助を張り倒して兄ちゃんに引き渡すところなど、
いや、ホント、格好ええわ~。
将来の夫役駿河太郎さんは、それなりにイケメンなのに(?)
目元がお父ちゃん(鶴瓶さん)そっくりですわ。
でも、何といっても秀逸なのはお父ちゃん役の小林薫さん。
物分りのよい良い理想的な父親ではなく、
母方の祖父母に卑屈になったり、
商売がうまくいかんと酒かっくらって寝ていたり、
でもふと娘への愛情をちらっと見せたりするところが宜しわ~。
(個人的なツボですが)。
そのお父ちゃんとなんかピントのあわん
脱力系(?)のお母ちゃん(麻生祐未さん)も面白い。
このまま、3月の最終週まで、
中だるみせず突っ走ってほしいです。

「朝はNHKの朝ドラ」な家庭で育ったSayoです。
「とりあえず(新シリーズの)最初は見るよ」
が習慣として身体に染み付いていますので、
これまで見てきた朝ドラは数知れず。

数々の脇役俳優さんたちが
朝ドラ出演後ブレークするのを見て参りましたさ。

古くは
渡辺謙さん(主人公斉藤由貴さん夫役)
鈴木保奈美さん(主人公藤田朋子さんいとこ役)
唐沢寿明さん(主人公山口智子さん養子?役)

最近では
藤木直人さん(主人公竹内結子さん幼馴染役)
三浦春馬さん(主人公本仮屋ユイカさん同級生役)
向井理さんは改めて言うまでもありますまい。

恐るべし、NHK。
なので、「先物買い」な楽しみもあったり。

「カーネーション」ではヒロイン糸子の憧れの泰蔵兄ちゃん役
須賀貴匡さんがちょっと気になってます。
え? もう有名な方なんですか?(仮面ライダーさんだったみたいです)
何も知らんとすいません。

そんなわけですから、皆さん。
好みの違いはあるかと存じますが、
お時間のある方はひとつ「カーネーション」を宜しく。
(私は決してNHKの回し者ではありません<念のため)

SayoのBackgroundについては「はじめに」カテゴリの記事をご参照ください。
関連記事
2011.11.11 13:43 | 好きなもの・こと | トラックバック(-) | コメント(0) |