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2013. 04. 17  
昨年後半から、ずっと考えていたことがありました。とはいえ、決めかねていること、迷っていることもあり、また他の事情もありまして、ずっとブログには書かずに来ました。
が、もうそろそろ「退路は断たなあかん!」ということで、記事にすることにしました。

カテゴリは、迷ったのですが、「伝える」にしました。将来、少し翻訳を経験された方が、同じようなことを考えられるかもしれないと思いましたので。一例ということで。

それは、ひと言で言えば、「医薬・医療機器」への完全シフトです。
すでにプロフィールで言うてるやん、と言われればそれまでですが。

それでも、改めて記事でそう宣言するのは、私にはとても勇気のいることです。
一部翻訳会社/コーディネータさんにはブログを公開していまして、その中には機械メインでお仕事している会社/コーディネータさんもおられますので(定期的に読んでいらっしゃるかどうかは不明)。でも、自分で、「こう」と決めた方向は、悩んでいることも決心できかねていることも含めて、きちんと書いておきたいと。

というわけで、ブログ上でこの話をするのは、個人的には、結構な一大決心で、「いつか書かな」から「よし書くぞ」までほぼ3ヵ月を要したのでした(単にチキンなだけという説もある)。

3月に初めて作った名刺は、肩書き(?)を「医薬・医療機器」としました。個人的には、名刺を作ること自体が「大事件!」だったのですが、肩書きを「医薬・医療機器」とするのは、もっと大きな決断でした。それは、内外(<大袈裟)に、「私はこういう翻訳をします」と宣言することだからです。

今の私の稼働状況は、医薬:医療機器:その他機械が1:8:1くらいで、医療機器に特化した分野の翻訳経験も1年半を過ぎ、ちまちまと医薬の勉強の基礎を積み上げてきた(ヒマとも言う)年月を考えれば、上の肩書きを名乗ることに、世間的に不都合はないかな、とも思いますが、「医薬」を名乗ることには、まだまだ自信が持てないでいます。

改めて完全シフトを考えた一番の理由は、翻訳者としての寿命が見えてきたということです。
あと5年続けられれば「よくやった」、10年続けられれば「あり得ない幸運」て感じ?
さすがに、そこで人生の運(?)を使い果たすのもな~、と思ったりしますが(??)
その残りの時間を「一番やりたい分野」の翻訳に費やそうとするなら、そろそろ真剣に考えなあかんと思い始めたのでした(今まで考えんかったんかいという話ですが)。

寿命を意識する最大の要因は、(自分の体力と現在の翻訳の質の維持も勘案していますが)主にそう遠くないうちにやってくるであろう義父母の介護です。
自宅介護と翻訳の両立は本当に容易ではないと思います。その意味で、Akoronさん(「翻訳者Akoronの一期一会」→「リンク」へGO)は本当に尊敬に値します(それはたぶん、本当に必要に迫られて、そうせざるを得なくてされているのだと思いますが)。我が家のような「主介護者(旦那とSayo)が倒れたら頼れる兄弟はいない&取りあえず旦那収入と貯金で生活+介護費は確保できる」という状態では、私が仕事を辞めても当面の生活に困ることはないので、ある程度までしがみついて頑張ったら、仕事は辞めると思います。そういう選択肢がある分幸せなのかもしれませんし、実際は「いや、実はしぶとく続けてたらしいで」ということにならないとも限りませんが(舌は二枚ありまする)、まあ、今はそのように思っているということです。40代でも、親の世話はそれなりに大変でしたから、50代では、たぶんもう余力はないかと。もともと体力ないので。

というわけで。
「やりたいことをやる」と決めたのが昨年後半。

「当面医療機器の仕事だけでやっていけるのか」
「自分の中での年収の基準をどこにおくのか」
「仕事と勉強の兼合いをどうするのか(年収にも関係)」
「『医薬』のどの分野に特化していきたいのか」

というようなことをとつおいつ考えつつ試行錯誤。

そんな時に出会ったのが
「医療用医薬品マーケティング」(メディカルビュー社)

え、人生指南本ちゃうん? て感じの一冊です
(そこが自分らしいと言うか何と言うか・・・)

製薬~販売までの大筋が掴めるかなと考えて購入したのですが、タイトルどおり「マーケティング」に特化した書籍でした。ま、単に、私が希望的誤解をしていただけなんですが。予想とは違いましたが、「製薬」という仕事を、新規販売・拡販というビジネス的な側面から考えることができましたので、決して「外れ」本だったという訳ではありません。

この本を斜め読みして、今後、やりたい分野で仕事を獲得して行くには、「戦略」「差別化」をもう少し具体的に考えることが必要なのだと今更のように思いました。そういう意味では、軽くターニングポイント的な本でした。

この先、もう少し詳しく、迷っていることも含めて、書いていきたいと思います。
取りあえず今日はここまでってことで。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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