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屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

日経新聞9月5日夕刊「風韻」 俳優・古田新太さんの言葉より

「やれる?と聞かれたらやれる準備をしておかないと。努力不足のやつらって多いと思う」

劇団☆新感線の看板役者さん(でいいんでしょうか?)。TVにもよく出演されています。最近では「あまちゃん」の大物プロデューサー役が記憶に新しいところ。私は、たまに見るくらいなんですけど、それでも、嫌なヤツを時にお茶目に怪演中。

インタビューの中で、うそぶくような、どこか冗談めかした受け答えの中でポツリともらしたのが上記の言葉。

大阪芸大ではミュージカルを専攻し(ええええっ、知らなんだ~)、演劇部の練習の他にバレエのレッスン(!)、バンド、ブレークダンスも経験し、今でも歌や踊りはお手の物で、激しい殺陣からギター演奏まで何でもこなすという記述に続き、「できた方が得でしょ、僕は(俳優の)エリートコースを歩んできた」とうそぶいた後での爆弾(←個人的に、という意味ですが)でした。



この夏、「日々一見無駄ですぐには仕事に繋がらないと思われる勉強」を続けておりまして。苦手なツール使用による作業の効率化を後回しにしていることもあり(まあ、酷暑PC熱中症頻発により、夏はダウンロード系の効率化は実際問題無理なのですが)、「勉強は必要だから」と自分に言い聞かせつつも、「それは自分や周りへの言訳に過ぎないのか」「現状を変えるのが嫌なだけではないのか」と自問自答しながら黙々と勉強する日々が続いて、気分は乗らず、暑さも手伝ってかなりだれていました。基礎知識の習得には、目に見える成果はなかなかありませんしね。

そんな時に、平手打ち喰らわされた感じ。しかも、あの荒巻(役名です)に。

私が一番したいことは、やはりこれなのだと。「この案件できますか?」と聞かれて、「できます」と答えられる分野を広げること。難解な専門知識を知っているのではなく(それももちろん大事ですが)、調査すればその専門知識の周縁と適切な訳語に辿り着くことのできる基礎知識。

もちろん、「やれる?と聞かれたらやれる準備」とは、人によって様々だと思います。翻訳者としての道程のどこにいるかによっても違うかなと。それが、私の苦手とするツールの整備を指す場合もありだと思います。でも、今、私の中では「やれる?」は、やはり仕事の分野であり案件の内容です。かなりだれていましたし、仕事も忙しくなりましたのでなかなか難しいですが、ちょっと気合を入れ直して、細々続けていこうと思います。

きっと「やれる?」とすら聞かれないで終わるものの方が多いのでしょう。世の中はそんなもん。そういう意味では、無駄な時間の使い方をしているのかもしれませんし、主婦の副業というお気楽な立場だからできることなのかもしれません。でも、「やれますか?」「はい」は確実に次に繋がるはずだし、私の人生において、それは無駄な時間ではなかったはず(と信じたいです)。
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2013.09.09 12:35 | 分類不能 | トラックバック(-) | コメント(4) |