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屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

好きで苦手な作家だった。

若い頃は「華麗なる一族」とか「白い巨塔」とか「ふたつの祖国」とか、とにかく貪るように読んだ。今でも読み返すことがあるが、一気読みができたということは、当時の私は本当に体力も気力もあったのだと思う。

読めなくなったのは「沈まぬ太陽」から。
当時、旦那は、左遷された、というわけではなかったけれど、色々仕事が大変で(今も別の意味で大変ですが)、主人公が現実の旦那の姿と重なってしまい、どうしても読み進めることができなかった。今でもまだ手にとっていない。その後、何となく、山崎豊子さんとは疎遠になった(←決して知合いという意味ではありません<念には念のため)。

「社会派」と呼ばれることもある作家だったようだが、確かに、山崎豊子さんの書かれる作品の登場人物には、「所詮小説だしね」と片付けてしまえないような何かがあったような気がする。

雑誌に新作を連載中ということは知っていたので、年は取ってもお元気なのだな~と思っていた。旧海軍士官の父と自衛官の息子の物語ということをどこかで読んで知り、山崎豊子さんがこのような話をどのように扱われ、まとめられるのか興味があった。完結したら読んでみたいと思っていた。未完の絶筆となった。残念だ。

合掌
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2013.10.02 16:23 | 和書・洋書 | トラックバック(-) | コメント(2) |