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屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

関西中心の女性翻訳者がユルく繋がる会に参加させて頂いたこともあり、今年は、一気に同業者の知人友人が増えました。同業者の皆さんとの会話は、「そうそう、そうなのよ」という点でも「考え方が違うのね」という点でも、とても刺激的でした。お知り合いになった方々は総じて気持ちのよい方ばかりで、これらの出会い、そして出会いのキッカケを作って下さった方々には本当に感謝しています。

また、昨年からの「治験翻訳講座」継続受講に加え、今年は、医薬翻訳関係のセミナーにもいくつか参加してみました。製薬よりのセミナーで、仕事に直接役に立つことは少なかったのですが、業界や規制を大局的に見るよい機会となりました。

これらに加え、2月にFacebookを始めたことから、皆が翻訳の勉強だったり品質向上だったりツール導入だったりにどんな風にアプローチしているのか、どんな努力をなさっているのかが、かなり詳細に分かるようになりました。何度か勉強会のお誘いも頂きました。

私のキャパを遥かに超えるスピードでこれらの情報が流れ込んできた結果、とまどい、迷い、焦ることになりました。どうやら、私は、自分が鈍足であることを忘れ、皆と同じスピードで走ろうとしてしまったようです。その結果、「自分はなぜそれがほしいのか、なぜそれをしたいのか」を深く考えず、(特にフリーのものは)「取りあえず手に入れて安心する」という悪循環に陥りました。

「翻訳者」とひと括りにしても、どんな働き方をするかにより、また翻訳者一人一人により、必要とするものも求めるものも攻める方向も違うはずです。「他者の視点を知る」ことは大事ですが、入手する情報を咀嚼し自分の実にできる速度は人によって違うはず。私は、焦るあまり、そのことを忘れてしまっていたようです。

私の立ち位置は「家計の足し的主婦翻訳者」で、その立ち位置は、恐らくこれからも変わらないでしょう。その立ち位置だからこそできること、したいこと、そのために来年進みたい方向などを考えながら暮らした1ヵ月でした(フィギュアスケートのことしか考えていなかったという説もあり)。

来年は、「流されない、考える翻訳者」として、知識を積み上げ日本語を磨いていきたい。決して再び引き篭もるということではなく、他の同業者の方との触れ合いも大切にしていきたいのですが、「自分のために自分で考える」ことをないがしろにせず行こうと思います。
(今週末はとりあえず全日本選手権に魂を売り渡しておりますのでこの辺で。)
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2013.12.22 00:08 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(2) |