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2018. 03. 25  

・・・正直、負けた感満載ですが。
日本循環器学会学術集会(於:大阪)に2日間潜入。

当初は23日、24日の予定でしたが、24日に急用が入り、23日と25日(←書籍を買い足りなかったわけっすよ)の2日間。
おかげで3日間出ずっぱりとなり、心身ともに疲れた身体にムチ打って、明日から粛々と仕事ですワ。トホホ。

強引にざっくりと印象をまとめると、翻訳祭の数十倍スケールアップ版という感じです。
残念ながら発表内容には言及できませんが、今後学会潜入を企てておられる同業の方のために、若干のレポなど。

循環器学会の学術集会が今年は大阪で開催されることを知ったのは、昨年の秋。
大胆にも無謀にも、名刺に「循環器分野の経験豊富」と謳っている(<命知らずにもほどがある)Sayoとしては、これはもう、行かねばなるまい。

12月25日からプレレジストレーションが始まりましたので、1月中旬に申し込みました。
参加者登録するとログインIDがもらえ、自分の登録者情報画面から、ランチョン・コーヒーブレーク・ファイアサイドの各セミナー(弁当や軽食付き)への申込みなどができるようになります。
企業主催らしいこれらのセミナーには心惹かれるものがいくつもあったのですが、修羅場って油断しているスキに、事前申込み分はすべて満席になっていました。当日券もあったのですが、こちらも、いずれも早い時間に埋まってしまったようで、結局、1つも申し込むことができませんでした。その点がちょっと心残り、というか今後の課題です(「今後」があるかどうかは心許ないですが)。

開催の2週間ほど前になると、セッションの抄録がダウンロードできるようになりました。
で、ダウンロードしたら、何と全2800ページ。局方、負けとるー。
同時に、興味のあるセッションを選択・登録し、その分の抄録のみを記載したMy Abstract(PDF)を作成できるようになります。それまでに、発表された演題とスケジュールとにらめっこして、軽くスケジューリングをしてみたりなどしていたのですが、最終的に、プログラム検索画面からMy Abstractを作成しました(抄録はほとんどが英語のみなんで、あんまりソッコー性はないですが)。
とにかくトラック数が多く、目移りしてしまって演題を選ぶのも大変でした。

翻訳祭と違って、自分の立場的に、拝聴したセッションの内容が即身になるとは思えません。てか、「よう分からんかった」で終わる方に一票。
最終的に、普段仕事で関わることが多く「面白そうなもの」という観点から、23日は心臓突然死に関するセッションを、25日は心臓移植に関するセッションを選択しました。
前者は私には難しすぎましたが、後者はシンポジウムの内容を興味深く拝聴しました。

展示にも(普段お世話になって?いる医療機器メーカーさんなど)心惹かれるものがいくつかあったのですが、潜在顧客でもない自分を相手にしてもらうのも申し訳なく、こそこそとパンフレットだけ頂いて退散しました。

個人的に、今回一番嬉しかったのは、書籍販売の品揃えです。2日間、書籍購入に通ったと言っても過言ではありません(若干、過言ですが)。
大規模書店でも、医学系、特に循環器に特化した専門書が、これだけ揃っていることはまずありません。専門雑誌のバックナンバーや増刊号が綺麗に並んでいるさまを見たときは嬉し泣いたーー。
お医者さまはどんな書籍を手に取るのだろうか、としばらく様子を窺ってみたところ(いや、お医者さまとは限らないんですが)、「心不全関連多そう」というのがざっくりした印象でした。さまざまな原因によって生じる心機能低下が心不全という病態であることを考えれば、これもある意味当然かという気もします。まあ、10分程度しか観察してませんので、こじつけですが。
今回の学術集会に合わせたのか、循環器ガイドラインが3月23日付けでいくつかアップデートされていますが、心不全のガイドラインも2017年度版が出ました。
「急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)」
http://www.j-circ.or.jp/guideline/
あと、統計関連の書籍が結構あって、「お医者さまも統計には苦労してるのね~」と(勝手に)しみじみしてしまいました。

というわけで、(屋根裏比)疲れMAXの週末でした。
今回の潜入がこれからの仕事に役立つ...かどうかは、自分次第であろうと。ついつい雑誌のバックナンバーなど何冊も仕入れてしまいましたので、翻訳ストレッチにも織り込みつつ、少しずつ目を通していきたいと思っています。とりあえず、明日から仕事に励みます(の予定です)。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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