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屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。


勉強会の(自分の中での)試行錯誤の話です。
「勉強会」関連の記事は、自分の考えを整理するために書いている場合もあるので、適宜テキトーにスルーしてください。

次回の勉強会は、皆の都合がなかなか合わず、6月に入ってからということになりました。
次回は「翻訳回」なので、先月要約を行った箇所から、全4パラグラフを訳して提出します。

課題の「A Song of Ice」(Elizabeth Kolbert)の元記事(The New Yorker)はコチラ→
https://www.newyorker.com/magazine/2016/10/24/greenland-is-melting

このエッセイの流れはとても分かりにくい。「そこにその段落いる?」「なぜにそう始まる?」と思えてしまうような段落が多く、最初から最後まで掴み所のない感じでした。
その意味では、前回課題(「The Art of Saving Relics」)は、流れが掴みやすかったような気がします。
「Scientific American」と「The New Yorker」という掲載媒体の違いも関係しているのかもしれません。

ということで。
翻訳作業は例によってギリギリになりそうな予感ですが(まだまだ先と思うとつい安心してしまうのよねー)、ここで、復習も兼ねて「次回の要約回から、要約の前にやってみるよー」と思っていた「流れの確認」をやってみることにしました。
いちおー要約対象だった全40段落についてやってみたのですが、一部だけ掲載します。
提題とか具体例とか言換えとか、もっと簡潔に書こうと思ったのですが、なかなか難しく、「とりあえず、あとで自分が見て流れが分かるもの」を目指すことにしました。

上のリンクだと、グリーンランドの地図の少しあとの
The first attempt to drill through the Greenland ice sheet was made in the early 1960s at a United States Army outpost
から
When a D-O event occurred, bands of hunter-gatherers presumably picked up and moved on. Either that or they died out.(IIの前まで)
の部分。
アタマの数字は、要約対象段落の通番です。
一部暗号のようなものもありますが、そこはスルーしてやってください。

15 別の掘削の試み(米軍基地) 場面の転換・つかみ
16 15の実際(結果)=CORE
17 COREから過去の気候を特定
18 特定結果1(既知)
19 特定結果2(未知)
20 結果2への反応
21 他でも結果2を確認→名前がつく(DO Event)
22 DO Eventトリガ不明・推測
23 推測の言換え
24 トリガを知ることの重要性&その理由
25 過去のDO Eventの時期とそのときの人類の対応

(段落24と25は、次回の翻訳対象箇所です)

これだけだと分かりにくいですが、「Main Pointの段落はどこやねん」を考えながら40段落やってみると、要約だけのときより、少し全体が整理されたような気がします...錯覚かもしれませんが。

訳文を練るのはまた別の作業になりますが(そして、その力はまだ決定的に不足しているのだった)、少なくとも、セミナー等の課題のように「全体をざっと通読してから課題箇所を訳す」よりは、もう少し俯瞰したところから訳文を考えることができそうな気がします...気のせいかもしれませんが。

「量を読み、きちんと読み、理解し、訳す」ことを目標に始まった勉強会ですが、「それなりの量の文章をどう読み、訳文に活かしていくのか」を自分の頭で考えることが一番重要なんじゃないかと思い始めた今日この頃です。
そのために「こうしてみよう」とか「こうした方がいいんじゃないか」ということは、他の方の言葉がきっかけになっていることも多く、顔をつきあわせて議論することの大切さも実感しています。

そうやって読み返すうちに、早く手を切りたかった今回の課題も、なんだかそこそこ可愛いものに思えてきて、これが、あばたもえくぼってヤツですかね(と思って明鏡さんに聞いてみましたら、「ほれてしまえば、相手の欠点も長所のようにみえるものだ」と仰いますので、やっぱりちょっと違うかもしれない)。
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2018.05.12 22:59 | 勉強会 | トラックバック(-) | コメント(0) |