屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

「翻訳が進まない」で悪戦苦闘していた(Sayoにとっては)大型案件ですが、昨晩何とか最終分納分を納品しました。おかげで、ここ1週間は「何も先に進まない」状態で、昨日なんか、冷蔵庫の中はほぼ空で、風邪で臥せる(←これは悪戦苦闘とは関係ありません<念のため)旦那までいましたけど(その旦那風邪を貰ってしまったので、とりあえず、今日は、書類書きなどして大人しくしています<私に風邪をうつした旦那は回復傾向にて出社しました)。この後、来週日曜日の四十九日に向け、翻訳会社さんからは、2月末までのお休みを頂きました。

そういう時は、いつも、簡単に理由を記して「いついつまでお仕事をお休みさせて頂きます。いついつから稼動可能です。その間、少量のもの、量が多くても納期を長めに頂けるものについては、お手伝いできる場合がありますので、取りあえずご連絡頂ければ」というようなメールをお送りしています。
でもって、「お仕事OKよ」な状態になったら、もう一度「お引受できる状態になりました。お手伝いできる案件ございましたら、ご連絡ください」メールを送ります。今回は、期間が10日程度と短いので、たぶん「OK」メールは送らないと思いますが(その後、暫くの間ご連絡頂けない場合は、そろっと送ると思う)、以前は、両親のアレコレで1ヶ月単位で休むことはざらだったので、必ず「OK」メールを送っていました。でないと、忘れ去られてしまいそうで怖くて。何といっても、年数だけは積みましたが、処理量から考えても、たぶん未だに「猫の手」かな~と思いますので。

翻訳会社さんは「空いてるのか空いてないのか分からない」状態よりも「空いてない(けどいつから空く)」とはっきり分かっている方が、お仕事の段取りがつけやすいのかなあと思って、連絡は結構まめにするようにしています(いや、本当のところがどうなのは分からないんですけど)。

その間、諸手続きに奔走するのはもちろんなのですけれど、「機械化」してしまった脳細胞を多少なりとも医薬翻訳仕様に戻してやる(?)ことができればと思ってます。


さて、タイトルの「簡単で難しい単語」ですが。
特に今回のという訳ではなく、ここ数ヶ月何度も苦しんだ単語です。今回もそのような単語に遭遇しましたので、「そう言えばいつも苦しんでるよなあ」と頭に浮かんだコたちです。

Trend
いや、「傾向(またはトレンド)」でしょ、と言われてしまえばそれまでなんですが。
コイツが “… should be trended”とか “should trend …” とかの形をとってやってくるわけです。て言うか、世間ではお前は自動詞じゃないんか? 少なくとも辞書さんたちはそう言っておられますが。でも、Google検索するとかなりの件数がヒットするので、この使い方は、そこそこ一般的に用いられているようです。まあ、日本語も変わっていくしね~、と感心している場合ではなく、コイツの訳語をひねり出さなあかんわけです。その時は、何度も微妙に異なる文脈の中に現れてきましたので、「何でこんな単語にこんなに時間掛けなあかんね~ん!」と身悶えしながら、「傾向をチェックする」「把握する」「取る」「確認する」などの語を使い分けたのですが、次に他動詞trendに遭遇した時に、この使い方ができるという保証はないわけで。ま、いちおー、秀丸に登録しておきました。

Practice
医学翻訳をされる方には、GCPとかGMPとかでお馴染みだと思うのですが、個人的には、practiceの訳語でも苦労することが多い。秀丸のGrep機能で、過去使用例を検索してみると(いつも苦労するので、たいてい秀丸登録している、ということだけは記憶にあるのだった)、「手順」「実践」「実践基準」「手法」「慣行」etc.と、まあ苦労のあとが偲ばれます。Practiceについては、先のGCPやGMPのように定訳がある場合以外、あるいはひと目(ひと読み?)で分かる使われ方をしていない場合は、その場その場で、文脈に即した最適訳語を探すしかないのかなあと思います。そういう「訳語探し」の作業、どちらかと言えば好きな方なのですが、それは、時間がある時の話。仕事中はまず間違いなく修羅場ってますので、「来たな、天敵practice」って感じです。そして、「何でこの単語に10分~」などと呻きながら、(その時だけは)さらなる精進を誓うSayoであった。
2012.02.20 12:52 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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