屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

正確には、「統計に関する記述のある原稿を翻訳する」際にお世話になる辞書さん達です。

対象が医療機器でも、文献の(特に)Methodにはやっぱり統計が出てくるし、
それ以外にも、機械的性能の報告書やSOPの中に、
こそっと他人の振りをして(?)存在していたりします。

個人的には、統計は天敵のひとつで、
かなり易しめの入門書的書籍を読んでも「???」なことが多いのですが、
仕事で遭遇する時は、知ったような顔をして、
正しい言葉を選んで訳さなければなりません。

そんな時によくお世話になる辞書さんたちです。

まずお世話になるのが、

「すぐわかる統計用語」
(石村貞夫+デズモンド・アレン/東京図書)

なぜって、説明が短くて一番易しい。
一読して何となく理解できたような錯覚に陥る。
(いや、それはそれで危険なんですが)
巻末に英和/和英両索引もついています。
ただし、「もうちょっと詳しく説明してほしいなあ」
という部分がないではありません。

という訳で、次に、

「医学統計学辞典」(朝倉書店)

のお世話になります。
これは、Medical Statistics from A to Z – A Guide for Clinicians and Medical Students (Written by B.S. Everitt)の翻訳本です(なのでちょっとお高い)。
個人的には、説明はかなり分かりやすいのではないかと思います。
収録語数もかなり多いし、巻末に英索引も付いているし。
何と言っても、統計でよくお目にかかる長~い数式が全くない!
というのも、嬉しいところです。

たいていは、この2冊とGoogle検索で訳語を決めていくのですが、
「もう少し詳しい(でも平易な)説明がほしいなあ」
という時は、

How to Report Statistics in Medicine – annotated guidelines for authors, editors, and reviewers (written by Thomas A Lang & Michelle Secic) 2nd Ed.

を参照することもあります。
これは、もともと、先輩医薬翻訳者さんが、「なかなかよい統計の本が出ましたよ」と教えて下さった書籍の原著です。訳本にしようかどうしようか迷いましたが、かなり平易な英文だったので、原著の方を購入しました。こう円高が進むと、原著の方が訳本よりかなり安く手に入ったりするのよね。辞書ではないのですけれど、最後に”A guide to Statistical Terms and Tests”という用語集もついているし、索引もかなり充実していると思います。ちなみに、訳本は、「わかりやすい医学統計の報告-医学論文作成のためのガイドライン 」(大橋靖雄/中山書店)です。
ただ、目的が「辞典」ではないので、補足的に使用する書籍かなあと思います。

「統計」が関係する案件は圧倒的に少ないので、
これらの活躍頻度は低いのですが、
いったん、その天敵が現れると、
なかなか力強い味方になってくれるのでした。


あ、そうそう、ちゃんと胃カメラ飲みましたよ。
ていうか、鼻から入れたんですけど。
鼻をかみ過ぎて粘膜が腫れていたようで、
最初ちょっと痛い思いをしましたし、鼻血も出ましたけど。
それでも、「咽喉から胃カメラ」よりは随分ラクでした。
人間ドックが(この年ですから細かい不具合はありますが)
とりあえず無事に終わってホッとしています。

でも、まだ微妙に鼻詰まりの変声期だし、
時々咳込むし痰は出るし、体調今イチの状態が続いています。
早く治ってほしいですが、それもやっぱり年のせいなのか・・・(ビミョー)
2012.05.20 17:20 | 辞書・参考書 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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