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2012. 06. 22  
・・・といっても、ブログへのコメントではなく、
翻訳原稿提出時の不明点に関するコメントのお話です。

個人的には、

(1)Wordの最終ページに表形式でコメントを記載 → (2)Excelに表形式でコメントを記載 → (3)Word/Excel/PPTのコメント機能を使用してコメントを記載(テキストボックスが多い場合は最後にまとめたりしていたような気がしますが、最近テキストボックス案件がないので、すでに記憶が曖昧です<老化現象のためと思われます)

のような変遷を辿りました。

(1)は在宅翻訳を始めた1996年頃のやり方で、もちろん、当時使っていたWin95にもWordにコメント機能はあったには違いないのですが(当時の納品はほぼ100%Word原稿だった)、今よりさらにPCに弱かったので(それで機械系の翻訳をやっていたというのが、またコワかったりする)、唯一安心して使用できるWordで作表してコメントを付けていました。

(2)は帰国後お仕事を再開した2004年夏頃から1年くらい用いていた方法です。Excelで元原稿のP、パラグラフ又は項番名、原文該当部分、訳文、場合によっては備考を入力していたのだから、自分でも感心・・・っつうか、生産性の点でそれってどうよ<自分。翻訳会社さんに「コメント数が多くなってしまう時はどうしたらよいですか」とお聞きして、「Excelで表でも作って頂ければ」というお返事を頂いたので、というような結構いい加減な理由だったような気がします(が、それも老化現象により、ハッキリしたところは忘れました)。

でも、ハッキリ言って、表を作成するのは手間だし自分でチェックする時も面倒臭いし、「チェックが面倒」なのは翻訳会社さんも同じだよな~ということで、あまり時を経ずして(・・・って1年もやってた訳ですが)(3)に移行して今に至ります。
その後新しく登録した翻訳会社さんからも、コメントの付け方について、特に「こうしてください」と指示を頂いたことはなく、「今のやり方で問題ないのかな」と思いつつせっせとコメントを付けています。

一番悩むのは
「どこまでコメント付けるよ」
ということなんですが。

小心者の私は、ついつい
「念のため、これも書いとこ♪」
とかって、コメント増やしがちなんですよね。

最近はできるだけ自粛するようにしていますが。

コメントを短く的確にまとめるのは時にとても難しく、コメント1つ完成させただけで凄い達成感を感じてしまって、ついついネットサーフィンの旅に出てしまい、後で激しく後悔することもあったりするのですが、そんなヤツは私だけか。

まず、訳出作業全体に渡って何度も参照したウエブページなどがある場合は(関連通知や類似製品の医療機器添付文書など)、一番最初に、「訳出作業に当たっては、以下のURLを頻繁に参照しました」として、該当URLを貼っ付けときます。

次に、辞書やネット検索等でそのものズバリの訳語が見つからなかった場合のmy造語。製品名、部品名、方法名、試験名などには「定訳確認できず」というコメントを付けるようにしています。場合によっては「定訳確認できず」の嵐になって、悲しい場合もありますが。

それから、原文の文意だったり文の構造だったりがよく分からなかった時。
そういう時は、とにかく力技(?)でターゲット言語に翻訳し、「・・・の部分は・・・と解釈した」とか「・・・と推測する」とコメントを付けます。「私はこう解釈したけど間違ってるかもしんないかんね」という弱気の意思表示です。推測の根拠となるウエブページがある場合は、URLをコピペして貼っ付けておきます。
ずっと昔の話ですが、翻訳会社の方から、「分からない部分をそのまま(原文のまま)残されるより、どんな形でもいいから翻訳して貰った方がありがたい」というようなことをお聞きして以来、忠実に、苦し紛れでもとにかく翻訳するようにしているんですけれど、それって、やっぱりそうなんでしょうか・・・

ばっさりと原型を留めない意訳をした場合。
「直訳すると『こうこう』だが、そのままでは意味が分かりにくいので意訳した」
のようなコメントを付けます。

言葉を補って訳出する場合。
原文にない言葉を追加する訳なので、「誰が見てもこの言葉(フレーズ)省かれてるし」ではない場合以外は、言葉を補う根拠を示すようにしています。

・・・あたりがmyコメントルール(と言うほど立派なものではないですが)でしょうか。
そんだけエラそーなこと言っとって、あのコメントしかできんか~言われてしまうと、すごすご引き下がるしかないんですけど。チェッカーさんや翻訳会社さんにご迷惑をお掛けしていないことを祈るばかりです。
他の翻訳者の方と比較して自分のコメント量が多いのか少ないのかって、いつも「どうなんでしょう」と思う部分なんですが、これまでコメント量に関してコメントを頂いたことはないので(コメント内容に対する質問は何回かありました)、まあ翻訳会社さんの許容範囲内なのかなあと思って自分を慰めております。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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