屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

 以前にも書いたかと思うのですが、両親の葬儀は家族葬ですませました。
 それについちゃあ、遠方の遠い親戚(と言っても数も少ないですが)は皆さん納得してくださったのですが、母の義妹と父のいとこは、機会があればお墓参りがしたいと仰っていたのですね。その母の義妹(母弟奥さん<母弟は20年以上前に癌で亡くなっています)が、先日の3連休に、はるばる栃木から、お墓参りに来てくださいました。息子さんが2年前から大阪に転勤になり、これまでも何度か大阪に来られているようで、「そのついでだから気にしないで」と。小さい頃一度お会いしたきりで、40台の頃のお写真しかなかったんですが、無事にお会いすることができました。いや、携帯様々。お墓参りのあと、叔母さんは「これでほっとしたわ」と仰っていましたが、私も、ちょっと肩の荷が下りた気分です。

 母は、もう私がアテにできないと分かった最晩年、時々この叔母さんに電話して、1時間も2時間も同じことをくどくど喋り続けていたのだそうです(それらの電話については、母からは「母バージョン」の話を聞いていましたが、全然話が違うし~)。それで、心配した叔母さんが、京都旅行のついでに(息子さんが転勤になる前にも、たまに1人で京都まで遊びに来られていたそうです<すごっ<来週は又「ハイキングの会」で福島にハイキングに行くんだそうです<すごっ)、「今からちょっと顔を見たい」と母に電話をくださったそうなのですが、母は凄い剣幕で「止めて」と怒ったそうで、その話をしながら、「お義姉さんも、最後はホントに人が変わっちゃって」と涙ぐんでおられました。
 本人の性格や環境や病気や私との関係や、諸々のことが重なっての晩年とは思いますが(と自分を納得させている部分もありますね)、ほんの少し何かが違ったら、もう少し違った日々もあったかも。いや、やっぱりなかったかも。たぶん、私は永遠に自分に問い続けると思います。

 さて。
 実家の墓は奈良にありまして。
 お墓参りのために旦那に車を出して貰ったので、「せっかくだから少し奈良観光でも」という話になり、奈良は3度目という叔母さんの希望で、唐招提寺と元興寺を訪ねました。
 唐招提寺は、鑑真和上坐像と東山魁夷画伯の障壁画が有名ですが、それは、6月の鑑真和上の命日(開山忌)から3日間しか特別公開されないのだとか。にもかかわらず(&この暑さにもかかわらず)たくさんの参拝者(?)が訪れていて、しかも、じっくり仏像を鑑賞している若い女性が多かったのが印象的で、「おおっ、これが巷で噂の仏像ガールさんたちなのね」と、以前の唐招提寺参拝の頃(年配者多し)を思い出してちょっと感動したりなんかしたのでした。

 元興寺は「ならまち」という古い町並みの中にあり、唐招提寺の広々とした境内を歩いた後では、ちょっと物足りない感じでした(いや、暑かったからちょうどよかったんですが)。個人的には、収蔵庫のコンセプト(?)が今イチよく分からなかったのでした。
 「ならまち」も昔はただ古いだけの町並みだった記憶がありますが、今では、小洒落た雑貨店や喫茶店が並び、しっかり、それなりの観光スポットになっています。ならまちは別名をにゃらまちと言い、200匹近いのらちゃんが生息しているらしいのですが(数的には石巻の田代島といい勝負してますね)、この暑さのゆえか、1匹も見かけず。ねこカフェの猫ちゃんたちも(外から覗いただけですが)棚の上でだれているようでした。
 そんなわけで、普段歩き慣れない私たちは、暑さとてくてく歩きで疲れ切ってしまったのですが、叔母さんは、疲れた様子も見せず、お送りした最寄り駅から元気に息子さん宅に向かわれたのでした。
 
 奈良といえば、個人的には、秋篠寺が結構好きです。こちらの伎芸天像がなかなかに艶かしくていらっしゃると静かな人気らしいのですが、参道(?)の自然の天蓋と苔のじゅうたんがとても見事で、その静謐な雰囲気が好きだったりします。ご参考まで。
2012.07.19 17:28 | 分類不能 | トラックバック(-) | コメント(2) |

鍵コメント下さいました**さま、

こんにちは。
コメントありがとうございます!

お母様、落ち着いておられるんですね。よかったです。ちょっと気候が不安定だったせいもあるのかもしれませんね。父は、いつも季節を先取りして4末&10月頃に体調がすぐれなかったものですが、施設の皆さんは、6~7月頃体調がすぐれない方が多かったです(てことで、父は、ある意味、皆さんの指標として役立っていたようです)。

どうか、ご自分の体調も気遣いながら、いつも通り(楽しいことも)生活なさってくださいね。そうしながらも、きっとご自分でも気付かない深い所で色々考えたり悩んだりされていると思うんです。だから、今後の岐路でなさる決断も、きっと最良のものになると思います。あ、またエラそーですいません。お互い丁寧に毎日を生きて参りましょうね。

いつかお会いできるのを楽しみにしております(←かなり本気)

**さんも、どうぞお身体ご自愛ください。

2012.07.24 21:20 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2012.07.24 17:34  | # [ 編集 ]













管理者にだけ表示