屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

といっても、実家ではありません。
実家は鋭意片付け続行中です。
この季節、暑さと雑草引きとで、なかなか進みませんが。

ウチのマンションのお向かいの一戸建ての解体作業を、
興味深く、でも感傷に浸ったりなどしながら見守ったのでした。

そのお宅は、ウチのマンションのベランダ(4階)からちょうど見下ろせる位置にある、築40年程度と思われる一軒家で、当初(というのは、私たちが引っ越してきた8年前ってことですが)、老夫婦が(たぶん)2人で住んでおられました。
特にお付き合いがあったわけではありませんが、遠い方のスーパーや図書館や父の施設にチャリで遠征するには、必ずその家の玄関先を通る仕様(?)になっていたので、脚立に上って庭木の剪定をするおじいさんや、水撒きをしたりご近所さんとお喋りをしたりするおばあさんの姿を時々見掛けたものです。

その家が空き家になったのが、かれこれ1年前。
庭の雑草が伸び放題となり、何より「人の気配がない」ことが明らか(実家の管理をするようになってから、そういうところは敏感なのだった)。でも、そこここに「直前まで生活していました」感が残っていて、その家の前を通る度に、何となく他人事ではなく心配したりなどしていたのでした。

ところが。
3週間ほど前、突然トラックがやってまいりまして。
突然、家の解体が始まったのでした。
(たぶん、その前に下見にいらしてたんでしょうけど)

家の解体は、こんな↓感じで進みました。

日常生活用品や衣類の搬出(棚や箪笥の中身と思われるもの、座布団など)
畳の搬出
(約2日)

瓦外し(瓦屋根の瓦が全て外されました)
瓦の下敷き落とし(棒のようなもので突いて床に落としました)
(約2日)

重機による取壊し
(パワーショベルが、建物の端の方からがしがしと情け容赦なく壊していきました。解体物は、一部はその都度搬出され、家具や大物家電の残骸などは一箇所にまとめられました。石も石ばかりまとめられました。そうやってまとめられたものは、それぞれまとめて搬出されていきました。基礎も掘り出したのだと思いますが、その現場は目撃できませんでした。最後に、パワーショベルが地面をならし、全体が更地になりました)
(約6~7日)

日曜日は作業がお休みでしたので、全工程2週間弱の作業でした。

瓦外しの日は、洗濯物を干しにベランダに出ると、いい感じ(?)で、2階の屋根に上がった兄ちゃんたちと目があったりしたのですが、目の保養をさせて頂いたのはSayoの方のみで、あちら様にとっては、ばばあに上から目線で眺められるより(ウチのベランダの方が高い)、妙齢の女性に見つめられた方が絶対よかったよね~と、あとで大変申し訳なく思ったのでした。

家って、こうやって解体されるのね~となかなか興味深かったです。
と同時に、様々な品々が無造作に投げ捨てられていくのを見て、実家はできるだけ自力で片付けてやりたいと思ったのでした(まあ、結果捨てることには変わりないんですけど)。
と同時に、かつてそこに住んでいらした老夫婦がどこかで穏やかに残りの人生を送っておられるようにと祈ったのでした。


そして、前記事に書いた仕事に追い詰められているSayoであった。
2012.09.13 18:26 | 分類不能 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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