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2012. 09. 25  
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ながらリスニング
Critical]

金の亡者Sayoとしては、前回購入したCDブックは「大事に聴いて持たせなきゃ~」ということで、以前聴いたこれらのテープを再度聞き流しております。どちらも、本帰国時にDiscount Booksという新古書店(たぶん)で安く大量に仕入れたものです。カセットテープなんですけど、まだ擦り切れることもなく、元気に頑張ってくれています。ウォークマンの方は帰国後3代目ですが、これはテープを聴き倒して壊した訳ではなく、何度も落とした結果壊れた(エプロンのポケットに入れて移動しますのでね)というのが正解です。帰国した頃はまだ家電量販店の隅っこでひっそりと売られていましたので、4台大人買い(?)しました。なので、まだ在庫1台あり。ウォークマンのいいところは、とにかく操作が簡単(最低機能しかないので)ということ。アナログなSayoにはぴったりです。CDウォークマンよりもコンパクトなので持運びも便利(いや~、それなりに重いけど)。問題は音が悪いってことですが、所詮聞流しですから。十分許容範囲です。


Gravity (Tess Gerritsen)

増殖実験のためにスペースシャトルでISS(International Space Station)に送られた地球外微生物(ガラパゴス海峡の底[=高圧]で発見された)が、偶然実験用マウスに感染し、無重力状態下で異常増殖。しかも、コイツがですね、ホストのDNAを自らのDNAに取り込みその性質を受け継ぎ順化しながら増殖していくというとんでもないヤツなんです。それがISS滞在中の宇宙飛行士にも感染し・・・というコワいお話です。主人公は、ISSのmission specialistでphysicianのエマと彼女と離婚調停中の夫ジャック(エマと同業。同じく宇宙飛行士を目指していましたが、健康上の理由からシャトル搭乗候補者から外れ、それが原因で2人は上手くいかなくなってしまったようです)。微生物の増殖を停止させる解決法の発見と、最後の生存者&感染者となりISSで隔離状態となったエマの救出作業がクライマックスです。

医療モノでもあり、それなりに面白かったですし、聞流しなんで何度も繰り返して聴いていますけど、訳書なら1回読んで満足して終わりかも。ちょっとグロテスクな表現とかもあって、聞流している分には大丈夫ですが、これを文字で読むのはちょっとね~、という部分もありました。主人公の2人は、お互いを必要としていることを再確認して、結局元のサヤに収まるんですが、その辺りの心の動きにちょっといきなり感があって、感情移入しにくかったです・・・と偉そうに語るアンタ何様って言われそうですが。Abridged録音(テープ4巻に収めるために端折ってもおかしくない部分は端折られている)なので、端折られた部分にそういう描写があるのかもしれません。NASAとISSとの交信の場面はとても臨場感があり、作者は、元NASA関係の人なのかな~と思ったのですが、お医者さんのようでした。The Surgeon(「外科医」(テス・ジェリッツェン/安原和見訳 文春文庫)に始まる女性刑事ジェイン・リゾーリ&監察医モーラ・アイルズシリーズで、それなりのヒットを飛ばしているようです(猟奇殺人とか多少グロな内容もあるようで、ちょっと納得かも)。
いずれにせよ、医療関係の単語や表現はかなり参考になりました。


Apollo 13 (Jim Lovell and Jeffrey Kluger)

私高所恐怖症ってヤツですが、宇宙モノ(?)はフィクションもノンフィクションも大好きです。
Jim Lovellは、映画ではトム・ハンクスが演じたApollo 13の船長で、原著はJeffrey Klugerとの共著(聴き書き?)になっています。これもたぶんAbridged版だと思うのですが、このテープの凄いところは、ところどころに、Jim Lovell本人の朗読と当時のNASAとApollo 13の交信が挟まれていること。当時の交信は、音が悪過ぎて(+テープの音が悪過ぎて+英語読解力が足りなくて)、何を言っているのか不明な部分も多いのですが、臨場感はハンパないです。ただ、Apollo 13の「現在」とLovell船長の回想が行ったりきたりする構成なので(少なくともテープは)、Apollo 13での出来事が細切れになってしまって、理解し辛い部分も。映画の方がスピード感もあり断然面白かったです。

映画の中で、主席管制官(?)Gene Kranzを演じていたエド・ハリスは、NASAのマーキュリー計画を描いた「ライトスタッフ」では、最初の宇宙飛行士の1人を演じていた人なので、何だか感慨深いものがありました。宇宙に行かない道を選んだテストパイロット、チャック・イェーガー役のサム・シェパードに一目惚れした映画です。まだ、若くて純情だったのね~。


そんなこんな今日この頃です。
仕事はぼちぼち(ちょっと大変<出歩く自分が悪いだけ)。勉強もぼちぼち。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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