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2013. 06. 28  
その1はコチラ

日経新聞は夕刊が面白い。

朝日新聞朝刊は、取りあえずTV欄をチェックした後、1ページ目から順次見出しを確認していくSayoだが(下欄の書籍・雑誌広告欄のみを確認しているらしいという未確認情報あり)、日経新聞は迷うことなく裏返し、逆にページを繰っていく。「私の履歴書」はだいたい読む。でもって、社会面、スポーツ面と遡っていって地域経済欄あたりで挫折する。

でもだがしかし。
日経新聞の夕刊はあなどれない。

木曜日の「らいふ」ページの「プロムナード」という小エッセイコーナーは、金原瑞人氏の担当である。同業の端くれに連なる者として、毎週興味深く読ませて頂いている。

昨日の記事は、最近の若者の言葉遣いに関するものなのだが(「最近の若者は・・・」的な内容ではなく、「面白い!」と感心するような内容です)、その中にこんな1節があった。

「翻訳を始めて25年。海外の若い作家の書いた若者が主人公の作品は訳せなくなった。自分の文体にはもう若者の感性がないからだ。だから、どうしても訳したい新しい作品がみつかると、若くて言葉のセンスのいい共訳者をさがす(以下略)」(日本経済新聞6月27日夕刊)

確かに、適時に適語のイマドキ言葉を使うセンス、自分にはないよなあ、と思う。
Book Offなどで、ライトノベルと呼ばれる小説をぱらぱらめくって「・・・(訳分らん)」となることも多いし、図書館では、昔ながらの岩波少年文庫を見掛けるとホッとしたりする。

「きちんとした使い方」を踏まえた上で新語を使うべき/新語で遊ぶべきと思う気持ちに変わりはないし、自分自身はイマドキの言葉を使うことは(殆ど)ないだろうとは思うけれど、「ちゃんとした日本語使えよ」とそうした言葉に眉をひそめるばかりではなく、金原氏のように、「面白い!」と思う気持ちも必要ではないかと、そんなことを思ったりしたのだった。

そんな私は、決して日本経済新聞社さんの回し者ではありません、念のため。
さ、夕刊取りに行くか~(今日始めての外出<1Fの郵便受けまで降りて行くので)。
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Comment
Re: タイトルなし
ちょりーたさん、まいどです~。日曜チラシ求人広告を堪能してきたSayoです~。

雑誌・書籍広告欄は朝日の方が楽しいんですが(日経はやはりビジネス書籍が主体なので)、たまに日経にも「おおっ」と思う広告があるので、油断はできないのです~。木曜日は女性誌の広告も入るので気合が入るSayoなのでした(どんだけ俗人やねん)。

イマドキ言葉は、私はこれまで眉をひそめて終わる方でしたので、「楽しむ」という新しい視点があってもいいかなと思いました。ただ、TPOによる使い分けは必要だし大事だと思います。
新聞の見出しは、あれは本当に大変でしょうね・・・と分ってはいても、個人的には「スマホ」という略語にはちょっと違和感を覚えます。まあ、個人的には「薬食機発」とかその時々の医療機器名称をすごい略語で単語登録しているので、人様のことをアレコレ言える立場にはないんですが・・・
Sayoさん、どうも~。

朝日新聞朝刊は、私もまずTV欄をチェックし、そのまま最後の方から1ページ目へ遡っていく形で下欄の書籍・雑誌広告欄を確認していきます…じゃなくてちゃんと記事も読みますが。でも広告欄って楽しいんですよね~(あとチラシの求人広告も好きです。「今回は事務職が多いなー」とか「時給安っ!」とか冷やかしながら。ちなみに転職の予定はありません)。

イマドキ言葉はそれはそれで面白いと思うのですが、やたらと何でも略すのはどうかなーというのがあります。新聞の見出しとか字数制限があるから仕方がないとはいえ、時々「?」なものもありますし。まあ、それに対して突っ込むのがまた面白いのですが。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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