FC2ブログ
2013. 09. 28  
翻訳版ISO(17100)策定作業が進行中、という話を小耳に挟んだのは5月のことでした。何せ、普段は隠者生活を送っていますので、どうしたって情報収集も遅くなるんですよね(と言い訳してみる)。

その時は、「翻訳のISO ????」(翻訳の品質なんてどうやって定量するのさ)という感じでさらっと流したのですが、タイミングよくJTF Journal最新号にこのISO関連の記事が掲載されましたので、興味深く読ませて頂きました。

5月の「????」よりは、少し大要が掴めたかなという感じですが、エンドクライアントや翻訳会社がこれをどのように活用していくのか(現在はGuidelinesですが)将来的には規格になるようです)、自分にどう関ってくるのかということについては、正直よく分かりませんでした(ま、単にSayoのキャパを超えただけ、てことなんですが)。

規格が形式的なものとして一人歩きしていってしまいそうな危うさも感じました。この件は、今後も、「読書感想文」の間に(そこか?<自分)注視していきたいです。

自分としては、やはり、常に「自分に恥じない」翻訳をすることに尽きるのかなと思います。

1つ「この方向はよさそう」と思ったのは、校正者の地位の向上が図られる可能性がありそうなこと。校正者の中には、「翻訳者になる前段階」の方と「実力も知識も翻訳者と同等かその上をいく」方の2種類の方がおられるようで、私は、今は後者の方にお世話になっている感じなのですが、世間的には、まだまだ「校正者の報酬は翻訳者の報酬より格段に安い」という認識であるような気がします。実力のある校正者の方がきちんと評価されるのは嬉しいことです。
NEXT Entry
訃報・山崎豊子
NEW Topics
『患者の話は医師にどう聞こえるのか』後編:どんな本なのか――私的あとがき・のようなもの
『患者の話は医師にどう聞こえるのか』前編:本になるまで
『蜜蜂と遠雷』と翻訳と
「改めて考えよう、翻訳に必要な力」
JTFセミナー「文学作品を味わう」
One of 最上級 + 複数形と最悪について
オンライン勉強会・その後
「文芸翻訳のツボ&出版翻訳の現在」(越前敏弥)
Comment
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

Counter
最新トラックバック
検索フォーム
QRコード
QR