屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

「キャノン・ワールドフィギュアスケートウエブ」に、昨季で現役を引退した鈴木明子さんのインタビュー(聞き手:野口美穂)が掲載されました。
http://web.canon.jp/event/skating/interview/int_suzuki02_1.html

その中からの引用です。

==引用ここから==

「もう怪我と一緒にやるしかない」って決めて、そしたらどんな状況でも「受けいれる」ことが大事だと思ったんです。調子が良くても自分自身を過信しちゃう場合だってあるだろうし。だから調子が悪い時に、全日本選手権みたいな最高の演技がしたいと思っても、できないですよね。やっぱり時は動いているし、その時、その瞬間の演技は一度しかない。28歳の五輪は、28歳の全日本選手権とも違う。その時の自分自身を受けいれて滑ろうと思いました。

==引用ここまで==

今回Sayoのアンテナに引っ掛かったのは「受けいれる」という言葉。

スポーツに限らず、1つの分野で名を成したり尊敬されたりする方々というのは、たとえ自分でそうとは気づいていなくても、常に「現状を知り、現状を受け入れ、その中で最善を尽す」ということをされているのではないかなあと思ったのでした。

才能があり努力を怠らないでいれば、「ある時、最高の状態で、最高の結果を出す」ことは可能だと思うのです。もちろん、(特にスポーツや芸術の世界では)最高の舞台に最高の状態で臨めるということも1つの大きな才能であり努力の結果であろうとは思うのですが、100回なら100回とも、常に最高の状態で臨めるとは限らない。そうした状態の時、常に、その時の自分にできる最高のパフォーマンスをする、ということは、「最高の状態で最高の結果を出す」ことより難しいのではないか、と思うのです。
何かの分野で「一流」と言われる方々は、これができる方ではないかと。

現実の生活においても、「まず現状をそのまま受けいれる」というのは、簡単そうで、実はとても難しい。私など、毎日洗面所で鏡を見る時、そこに映っている現状からは目をそむけ、20年前の自分の姿を見ようと、無駄な努力をしていたりするわけです(老化を受け入れるのは難しいのよね~)。
現状が受け入れられないと、以前の自分を土台として将来の自分を組み立てようとしてしまう。すると、どうしてもどこかに歪みが生じてしまうように思います。

「現状を受けいれ、その中でできることを考え努力する」ことは「現状に甘んじる」こととは違う、と私は思います。ま、それは理想であって、だいたいは「現状に甘んじ」ていることが多いんですけど(というのは翻訳の仕事の話)。

でも、(年を取ったせいかもしれませんが)以前より、「受けいれて、のち、先に進む」ことの大切さというものを、感じるようになったような気がします。
そんな時、このインタビューに出会ったので、記事にしてみました。


注:あくまでも、「受けいれる」という言葉からの連想によるSayoの解釈で、鈴木さんの考えるところ、表現したかったところとは異なる可能性があります。
2014.04.16 00:29 | 分類不能 | トラックバック(-) | コメント(10) |

みかん2乗さま、まいどです~。
絶賛安住修羅場中のSayoです。
「受けいれる」は「他人のように(以前の自分のように/理想のように)できない/うまくいかない自分でもそれはそれで仕方ないのだ(それなりに可愛いヤツじゃないか)」と自分をまるっと認めてやるところから始まる場合が多いのではないかと思います。そういう時は、実は心身かなり疲れていることが多いかと思いますので、まずは自分をちくっと甘やかし、疲れが取れてきた感が感じられたら少しだけ負荷を掛けてやるみたいな感じでよいのかなと。エネルギー補充に要する時間は人それぞれで、私のように「常時絶賛充填継続中」みたいなヤツもいますから。お互いぼちぼちいきましょうね~。

2014.04.23 20:47 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

Sayoさん

返信ありがとうございますm(__)m 「安住」という言葉が腑に落ちすぎて。。。(笑) エネルギー補充後には、理想は飛躍ですが、まあ目標は「たゆたえども沈まず」くらいにおいて、クラゲ気分でゆらゆら過ごしたいと思います。そのときが来るまで、まずは頭と心に栄養補給したいと思います!(身体には栄養補給不要)

2014.04.23 16:26 URL | みかん2乗 #- [ 編集 ]

みかん2乗さま、まいどです~。
「受けいれる」は(im my case)結構大変で大きな出来事で、その時点で安心してその場に安住してしまうことも多いんですよね(in my case)。でも、エネルギーが溜まったら、「受けいれた」時点から少しずつ積み上げていきましょー(in Akko-san's case)。Sayoさんのゆるゆるはずぶずぶと沼に嵌る恐れがありますので、くれぐれも、Akko-san's caseを参考になさってmy paceで進んでくださいませ。

2014.04.22 12:31 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

「受け入れる」って一瞬ではなく継続的な行為だとやっとわかった今日この頃です~ でもって、継続しようと思ったら肩の力を抜かないとどうしようもないことにも、ようやく気がつきました。。。Sayoさんを見習って、ゆるゆるで行きまする~

2014.04.22 09:07 URL | みかん2乗 #- [ 編集 ]

Akoronさん、まいどです~。
私も、Akoronさんの最新記事を拝読して、「似ているかも」と思いました!(そういう年かもですね~お互い) 
「うけいれる」ことは、「こうでなければならない」という型を一度取払って、自分の心が、今の自分をそのままうけいれる、ということなので(と私は思う)、縛られているものが多いほど、そして大きいほど難しいのかなと思います。上等な人生を模索する時、他の方の「惚れ惚れするような人生」は、「あやかりたい」とエッセンスだけお借りし、基本、比較すべきは、昨日の自分、明日の自分でよいのかなと、今はそんな風に思います。
私の場合は、「うけいれて安心し、とりあえずそこで終わって」いるような気もしまして、それはそれであかんのちゃうかと思ったりもしますが・・・ということで、これからは、「うけいれて、ちょっとだけ頑張る」方向で行ってみようかなと。

そんな今の私を、旦那は
「枯れとる」
と見事に一語で表現しており、それはそれで、問題ありかも。

2014.04.20 16:04 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

こんにちは~♡ いや、違った、まいど~♪
何か、偶然同じようなテーマで驚きました。

「現実を受け入れる」ことだけで、実は大変なことなのですよね。でも年なのか、人は羨ましいとは思っても、妬んだりはしません キリッ。その成功や幸せ等にはもちろんご本人の努力や才能があるのはもちろんだけど、他にも色んな要素があるはずなので、同じ目線で考えること自体しなくなりました。

自分の立ち位置を考えて、ちょっとだけ暴れたり、喜んだり、そんな生活を受け入れようと思っています。
あ、今日はまだ一度も鏡を見ていない>.< >*0*<キャアアッ~

2014.04.20 14:19 URL | akoron #- [ 編集 ]

鍵コメントさま、こんにちは。

おお、そうなんですね。お互い、年齢的に、そういうことが現実化する頃ですよね。
状況が分からないので、いい加減なコメントはできないのですが、「未練たらたらできるところまで」でよいのではないかと思います。私のところは、主人実家の体制(?)がちょっと特殊で、私が体力のない人間なもので、両立は難しいかなと「辞めまする」発言をしていますが、本音は、時々緩めのお仕事があれば引き受けたい的な虫のいいことを考えています。でも、どうなるかは、なってみないと分かんないですけど。「始めてみないと分からない」「変わっていく」部分も多いと思うので、今、ぴしぱしっと決めてしまう必要はないかなと。身勝手上等(私も同じ事考えてました)、鍵コメントさまの心身の健康があってこその介護ですから、テンパらないように、使える人は使い、使えるものは使い、口だけ出すヒトがいれば右から左に流し、それが難しければものにあたり(家は壊さないように)、ぼちぼちと頑張ってください(と、エラそーに書いてみた)。いつでも書込みにいらしてくださいね~(ただし適切な助言はできない可能性が高いですが・・・)。

2014.04.18 13:20 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

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2014.04.18 12:24  | # [ 編集 ]

Tomokoさん、まいどです~。
仕事においても人生においても、「受けいれること」がまず難しいし、「その中で最善を尽す」ことも難しいですよね。でも、ま、こうやって書いておけば、言霊が拾ってくれる(?)かもしれん、とか思ったりして。理想の追求ばかりも疲れますが、地道に追求(それを「椎弓」と換えてくるウチの子はどうよ)していきたいです。

2014.04.16 18:56 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

「受け入れて、のち、先に進む」っていいですね!それが理想の生き方かも。

2014.04.16 17:37 URL | tomoko #- [ 編集 ]













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