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2014. 05. 30  
そんなわけで(←自分の中では、ひとつ前の記事から続いている)、Bruceの闘病には連載3日分が費やされ、昨日分の記事の中で、Bruceは亡くなりました。私が「好きだ」と書いた「来年ハワイで」のラストシーンも描かれており、やはり泣いてしまいました。「Caddy for Life」の訳語と思われる「人生のキャディ」という言葉もありました。「人生のキャディ」とすると、ワトスンからの視点になってしまい、Bruceの人生を描いた書籍のタイトルとしては、「・・・ビミョー」と思う点もないではないですが、個人的には「天国のキャディ」より「人生のキャディ」の方が好きです(しつこい)。あくまで、個人的な好みですが。

というわけで、「私の履歴書」(トム・ワトスン)、今日の副題は、「日本の若手へ」。

ゴルフには良い時も悪い時もあり、好調を長引かせ、不調を短くすることが大事だと書いた後、ワトスンは、次のように述べています。

「(言いたいのは)『できる限り、練習を重ね、何が自分に合っているのかを突き止めろ』ということだ。前にも書いた通り、試合中でも自分のスイングを変えることを恐れてはいけない。そこから学ぶことは必ずあるからだ。
もちろん、ゴルフのスイングにおいて『こだわり』は時に重要だ。しかし、それがうまくいかない時には、変える勇気も持たなければならない。」
(日本経済新聞2014年5月30日「私の履歴書」より)

そして、また、Sayoの翻訳センサが微妙に反応するのだった(もはや病気)。

翻訳者として、(様々な局面において)少しでも「しっくりこない」「おかしい」「うまくいかない」等迷う点があれば、何か別のことを試してみる、そして、場合によってはそちらにシフトすることを厭わない、という姿勢は大事だと思います(といつも言ってるよね~、自分<ということは、大方の場合、自分は「変化を恐れている」ということです<自戒)。

ただ、ひとつ思うことは、そうした変化は、多くの場合、方法論であり、あくまで本質的なものではない場合がほとんどではないか、ということです。自分の中に「こうありたい」「こう進みたい」という「幹」があってこその、変化であり変更であり挑戦なのではないのかと。時には大きな、Radicalな変化が必要になることもあるかもしれない。それでも、私の根幹は揺るがない。そう言い切れるだけのものを自分の中に確かに持ちたいと、日々精進し、そして、今日も暑さにだれるSayoなのでした。
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Re: タイトルなし
ちょりーたさん、まいどです~。
なんかよく分からないですが、お役にたてたようでよかったです(!?) じっくりがっしりしっかり立ち直ってくださいませ(ちょりーたさんならダイジョブ!)。
Sayoさん、なんというタイムリーなお言葉!昨日ちょっとショックなことがあって若干凹んでいたのですが(自動修復機能を装備してるのでそのうち元に戻ります)力づけられました。そしてワトスン氏とSayo大明神のお言葉を胸に、今日も暑さにだれつつお仕事に励むちょりーたなのでした。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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