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2015. 05. 20  
若い方でも、一芸に秀でた方の考え方や行動には
頷ける部分はたくさんあるし、素直にいいなあ凄いなあと思う。
そうした言葉は本ブログでも「新聞から、雑誌から」として
折に触れて紹介してきた。

「(人生や仕事において)自分もこんな風でありたい」とは思うのだけれど、
理想を追求し、自分の思うところの基準を維持するのがしんどくなってきたのは、
身体と気持ちが一致しなくなってきたせいかもしれない。

そんな時、新聞の書籍紹介で目にしたのが本書(の広告)。
100年の人生を生きた人の言葉には時間と経験に裏打ちされた重みがある。
共感する言葉が多いのは、たぶん、私も少し年を取ったから。

もちろん、私はこの方と全く同じ人間というわけではないので、
「少し違う」と思う言葉も、「まだその境地には至らない」という言葉もある。
が、ちょっと心に残った言葉を抜粋。

(5月19日付朝日新聞書籍広告より)

「一〇三歳になってわかったこと」(篠田桃紅)
美術家。
名前で検索して頂くと分かりますが、
書でも絵画でもない、ちょっと不思議な作品を描かれる方。

自分という存在は、どこまでも天地にただ一人。
 -自分の孤独を客観視できる人でありたい。

人には柔軟性がある。これしかできないと、決めつけない。完璧にできなくたっていい。
 -人生の楽しみは無尽蔵。

自然の一部として生まれてきただけ、と思えば気負いがなくなる。
 -少しずつ自信をつけて、人はようやく生きている。

受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。
 -人の成功を見届けてからのあと出しじゃんけんではつまらない。

幸福になれるかは、この程度でちょうどいい、と思えるかどうかにある。
 -いいことずくめの人はいない、一生もない。

運命の前では、いかなる人も無力。だから、いつも謙虚でいる。
 -どんなに愛する人でも、いつ奪われるか分からない。



今の自分をまず受け入れ、でも限界は設けない。
ヒトは結局1人なのだということを認め、
それでも集い励まし助けてくれる周囲の人々に感謝する。
人生は死ぬまで未完成だから、毎日ぼつぼつ何かを積み上げる。
ふと考えれば、今日ここにこうしていられることさえ小さな奇跡なのかも。
そんな風に考えながら生きてく毎日も悪くない、かも。
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Re: タイトルなし
Akoronさん、まいどです~。
いえいえ、色々お忙しいのですから、さくっと読み逃げてくださいませ。

Akoronさんは、小さい頃から、生死と向き合ってこられたんですね。多少生き急いでいる感も感じられるのはそのためでしょうか。
私は、Akoronさんと違って、生死や孤独について考えるようになったのは、40歳を過ぎてから、特に、両親のことがあってからですかね~。色々大変なこともありましたけど、おかげで、人間としてちっとばかし毒気が抜けたかもしれません。そこそこの貯えがありそこそこの健康があり不器用に正直に真面目に生きられれば、人生それでいいかなあという考え方は、この年にしては枯れてる説もありますが、まあ、それがワタクシなりの幸福論なのかも。「謙虚であること」「それが自分だったらと考えること」はなかなかに難しいですが、できるだけ忘れずにいたいです。

そんなワタクシですが・・・
暫くは、ハニュウ属(妄想科)の皆様の暴走に冷静に冷水を浴びせる(?)ブレーキとなりつつ、皆様と楽しんでいきたいと思います♪
最近、読み逃げが多いワタクシですが、「いいね!」を10万回押して逃げます!(←オイオイ)

時々眠る前、次の日にちゃんと目覚めるのかと不安に襲われることがあります。思えば子供の時にも、ちょっとしたタイミングで事故に遭わずに済んだこともあるし、一度病院に行くと必ずいくつもの診療科をたらい回しにされるほど微妙な体の自分が生きているのも奇跡のような気もします。

だからこそ、毎日を大切に何かを積み上げる、ということはよく分かっているのに、ダラダラと妄想する時間が多いのですー(涙)。すごい瞬発力を発揮することも希にあるのですけどね。
人は人を孤独に陥れるし、逆に少しでも孤独から救ってあげられる存在でもあるかなー。少しでも後者の人間になりたいし、そのためには、やはり「謙虚」であり「人の痛み」にも敏感な人間でありたいもの。
と、そんなところで、私の好き嫌いがハッキリしてきて、結局優しくないじゃん!となりがちです。
でもSayoさま達、素敵な淑女の皆さまにブレーキをかけてもらったり、背中を押してもらったりしながら(ヨイショッと)ブログをストーカー読みしていた時と比べると、SNSのおかげで幸せを感じる今日この頃です(^▽^)。人と比べるのではなく、自分なりの幸福論でイイのです♪ 神に選ばれた人達の活躍を見て喜ぶのも、また幸せ♡
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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