屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

今回の案件では、磁場と関数が同時に襲来して、半死状態でした。
日本語と英語のサイトを行ったり来たり。
うーん、でも、分からん。てか、それ、そもそも、何なん?

最新の機器にはよくあることですが、英語でそれなりの説明はあるものの、日本語の定訳がない場合も多く、場合によっては、日本語(初回英語併記)+コメントで、何とか乗り切りました。
納品2日前には、明け方近くまでかかって一次訳を仕上げる羽目になりました。
まあ、難解な原文というよりは、先週末のNHK杯が諸悪の根源なのですが(←どこまでも他人のせいにしたいようです)。

蛇足ですが、ワタクシは、「これは駄目だ」と観念して夜中に活動するときは、必ず納品2日前までにするようにしています。
最終日は(ある程度)頭がクリアな状態で訳文の最終チェックをしたいので。
(年数だけは長いので、過去には失敗もあり、それなりに学習したのだった)

そんなわけで、夜中の3時頃、難解な原文(・・・ワタクシの専門知識が乏しいだけという説もありますが・・・)と格闘しながら、何となく「説明責任」という言葉を思い浮かべていたのでした。

私は、少なくとも、専門用語や一読して意味の取りにくい難解なフレーズについては、(コメントを付すかどうかは別として)自分の中で「こういう理由でこの語(フレーズ)を選択した」ということを明確にするように心掛けています。
言い換えると、あとで、クライアントさんや翻訳会社さんから、その訳語を選んだ理由を尋ねられたときに、きちんと理由が答えられる状態にしておくということになるかな、と思います。
もちろん、そんな質問を頂くことはまずないですし(過去に1回だけありました)、自分の理由付けや選択が間違っている(そして、元クラさんや翻訳会社さんで密かに修正されている)ことも多々あるとは思いますが。

鉄壁の忘却力は自他共に認めるところですので、ヤバそうな(?)訳語については、My用語集に、選択の根拠としたURLを貼ったり短いコメントを伏したりしています。

とはいえ。
夜中の3時ともなれば、悪魔が「(納得できてない/意味よう分からんけど)ま、いいか」と囁いたりするわけです。
そんなときは、この「説明責任」という言葉を思い浮かべるようにしています。
きちんとした読みやすい日本語にするのも大事ですが(そして、もっとそういう訓練もしたいなあと思ってはいるのですが)、提出する訳文の訳語や文に責任を持つことも、翻訳者として大事なことではないかと思うのです。異論もあるかもしれませんが、ワタクシとしては、これからも「説明責任」という言葉を忘れずに(まあ、講座等では「そのときだけ寝てたみたいですね~へへへ」などとバッくれたこともありますが)翻訳人生を全うしたいと思っています。
2015.12.04 16:01 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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