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2016. 01. 08  
今年は時短集中で行くぞい、と思っていたのですが、年初からなかなか上手くいきません。

だらだら休憩は抑制できたと思う年末年始、ここ数日は明け方近くまで仕事をする日が続きました。
(やっぱり夜中が一番捗るんだよねえ<まあ、ゴミ出し当番も、1年かけて完全移行を完了したので、遅くまで寝てますが)

そう要領が悪かったわけでもなく、仕上がり枚数的にそう厳しい納期でもなかったのですが、やっぱり相手がPPTだったのが敗因でしょうか。(てか、週明けまで続くんですけど<ちょっと逃避)

PPT案件は、好きでも嫌いでもない、と言うのが正直なところです。
確かに、上書きの手間暇は掛かりますが(見た目美しい凝ったパワポは上書きてーへんなんで、正直あまり好きではありませんが。あと、ワタクシはWord上で作業したものを最後に一気に上書きしていく派です)、PPT案件は、基本プレゼン用資料なので、簡潔で分りやすく、なおかつKey Wordsを際立たせる表現はないものかと薄い脳味噌を絞り、意訳の限界に挑む作業は嫌いではありません。だから、アレコレ悩む時間が多く、こんなことになったのだ、な、ということにしておこう(←自分に都合よく解釈する癖は治らないようです)。

というのは、プチご無沙汰の言訳でありまして。


今日のテーマは「引退その2」

フィギュアスケートのASADA選手が、引退も視野に入れて全日本選手権に臨んでいたことが明かされる、姉の舞さんとの対談ビデオを見ました。フリーの演技が終わったあとの、あの頷きながらの何とも言えない表情の意味はそうだったのか~、と妙に納得。そういえば、町田さんもそんな表情だったよなあと。

結局、(今の状態では)それなりに納得できる演技ができ、世界選手権等の代表にも選ばれ、当面現役続行を決心したようですが、「平昌(五輪)のことは考えられない」「今は一試合一試合」と語っていたのが印象に残りました。

自分は凡人ながら、「そうそう、そうだよねえ」と才能ある一流アスリートを同類項で括ろうとするのは、ワタクシの悪い癖なのですが、それは、たぶん、そういう方たちも、ほぼ何の保障もないところで、自分の腕を一番の頼りとし、明日も同じ競技(仕事)を続けるために、日々その「腕」を磨く努力をされているのだろうと想像できるからなのかなあと。だから、アスリートの方以外でも、芸人さんだったり俳優さんだったりの言葉に共感することも多々あります。

特にアスリートの「現役引退」は、翻訳者としての「辞め時」(生涯現役という場合も、そういう考え方もあるでしょうが、ワタクシとしては、2~3年前から「辞め時」を意識するようになりました<もちろん、すぐにという訳ではありませんが)に通じるものを感じます。怪我その他の外因によって引退を余儀なくされる場合もあるでしょうが、たいていは、自分で「今がその時」と感じ、自分で決心するものかなと思います。

ASADA選手も25歳。フィギュアスケート選手としては、もしかしたら、「身体はこう動く」という自分の感覚と実際の動作に、微妙なズレが生じ始める頃なのかもしれません。レベルは全然違いますけど、自分の中では「ここで全力疾走すればあの電車に乗れる」という感覚なのが、実際は足がもつれて電車まで辿り着けない(<そこまで足衰えたか<愕然)という衝撃の事実にぶち当たるのと似ているのかも。ズレを修正するには、それまでの若さに任せたがむしゃらなやり方ではなく、また気持ちの持ちようでもなく、科学に裏打ちされた効率的なやり方や微調整も必要になってくるのかなと思います。
様々な努力によっても、2つの差がどうしても埋めがたいと感じたときが、アスリートのひとつの「引退決断時」なのかもしれません。

「一試合一試合」という気持ちも、(あくまで勝手に、ですが)分るような気がします。40代半ばには、半分以上の力を介護の方に振り向けつつも、まだ5年後の「翻訳者としての自分」を考えることができたような気がしますが、50歳を過ぎた今、「5年後の自分」を想像し、そこに向かって計画的に努力していくことは、もはや気力体力環境的にムツカシイ(あくまで自分の場合ですが)。勉強もしたい、訳文の質も上げていきたいと思いつつも、「1年、1年の積み重ねが、結果として5年間だったら嬉しい」という考え方しかできないのです。
そういうやり方は、きちんとした期限が設定されない分、時には、「○年後」と時間的な目標を定めて頑張るよりもしんどいものに感じられるかもしれません。

それでもやりたいんだよなあ、という気持ちがなくなった時が、ワタクシの「潮時」なの、かも(・・・までに、もちっと稼いでおきたい<切実)。


どのカテゴリに分類するか悩むところですが、以前、「引退」という記事を「分類不能」にしましたので、今回も「分類不能」としておきます。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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