屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

やっと1人でバスに乗ったり市電に乗ったりできるようになりました(\(^O^)/)

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今回の勉強会はB先生のFelixデモとY先生の日英翻訳時の留意点の2本立て。
詳細は西日本医学英語勉強会のサイトのこちらのページにまとめられています→
http://west-japan.wix.com/medical-english#!workshshop/c1z99

セッション1 Felixデモ

Felixは、ワタクシの中では、これまで、乱暴に括ると「TRADOSに似た、でももう少し簡単に使用できそうなツール」という印象でした。
かねてから、きちんとした訳文を書かれる(はず、見たことないけど)和訳専門の同業者の方が便利に使用されていることをお聞きしていたので、機会があればHeavy Userの方のお話をお伺いしてみたいなと思っていました。(これは、Felixに限ったことではありませんが)、これまでコツコツと作成してきたExcelのMy辞書をグロサリに取り込んだら、今より便利に使えるだろうか、というのも確認してみたい点でした。

デモはとても分かりやすかったです。
PCは持参しませんでしたが、予めFelixをDLして少し試用してみたりしましたし。

やはり、文単位のマッチを確認していく形になりますので、「引張られない」意識を持って使用していくことが大切になりそうです。上述の同業者さんも、推敲には手間を掛けるし、使用するときとしないときがあると仰っていました。
自分がよく遭遇する案件としては、非臨床試験が対象になるかなあと。決まった言回しも多いですし。最初は大変ですが、この分野の文書はメモリに入れると後がラクかもしれません。
ただ、グロサリに関しては、ちょっとした操作で一括インポートはできるのですが、対訳だけではなく、用語選択に使用したURLを貼付けたり、訳語変更の変遷(理由付き)も記載している、今のExcelブックの方が使い勝手がよいかなあと思います。まあ、慣れているだけかもしれませんが。

現在は、

原文をWordにコピペし(PDF文書の場合はFineReaderなどを使用してWord化する)、「XXXX対訳」という名前を付ける

センテンス毎に、原文の上に訳文を追加する

原文部分を消去した「XXXX」というファイルを納品する

という作業をしていまして、手元には必ず対訳ファイルも残るようにしています(で、リピート案件時に役立てる)。文書内の訳語/訳文の統一は、主にWordの検索機能でやっています。
ご存じの方も多いと思いますが、最近、「考えなくなったなあ」と思うことがあり、原文部分は薄い文字にして、ぱっと見訳文のみが目に入り、途切れず流れを確認できるような形にして様子を見ています(原文は紙原稿)。視線の移動が煩わしいっちゃ煩わしいですが、逆に、あとで推敲することが少なくなり、全体的な処理量はあまり変わらない感じです。
今は、( )、不等号など、クライアント毎に微妙に指定が異なる、翻訳作業には関係しない部分を自動化したいなと思っています(<今更感満載なヤツですいません)。

で、何でしたっけ、そうそうFelixでしたね。
よく考えながら、威力を発揮してくれそうな分野で取り入れてみたい感じです。取りあえず、非臨床試験関連のメモリを作るかな。


セッション2 「日本人の英文三つの留意点」

1年半ほど前にJAT-PharmaのY先生のセミナーを受けたことがありましたが、ジツは、そのときのことは、あまり印象に残っていません。
(少なくとも自分の中では)「このような文章はこう」「このような文章はこう」という訳例が次々に示された記憶があり、正直に告白しますと、生意気に「それはいいから、もっと基本をきちんと教えて」と思ったりもしました。

ですが、それは、ひとえに英訳慣れしていないワタクシが悪かっただけで、先生は、ご自分の膨大な経験と読書から基本を導き出し、それに沿う形で多くの例を示して下さっていたのだということが、今回よく分かりました。前回、自分はただただついて行けていなかったのだなあと(・・・だから、先生が拠って立つ基本もきちんと理解できなかったというか・・・)。
状況や文書の内容(つまり想定読者)によって、少しずつ異なる訳文が可能ということも、実例を挙げてきちんと示してくださったし。

実際の仕事では、「こういう文章はこう訳す」を知っておくことももちろん大事なのですが、きちんと基本があってこその「この場合はこう」なのだなあと改めて実感させられました。
「日本語と英語はどう違う」という点を再認識/再考できた点もワタクシ的には有意義でした。


B先生、Y先生、遠方からありがとうございました。
また、いつもまとめ役をしてくださる管理人さん(でよいのかな?)にも心から感謝致します。


だがしかし。
長くなって疲れたので、記事は「広島遠征IV雑感」に続くのだ、そのうちいつか。
2016.02.26 00:22 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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