屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

本書については、「24週日本語文法ツアー」について書いたときに(コチラ)、「手元に置いて適宜参照しようと一緒に購入しました」と書きましたが、「何回、適宜参照したのかえ<自分」という感じで、恨みがましい目でワタクシを見つめるその背表紙の視線を左肩前方にチクチクと感じつつ(そういう位置に置いてある)、手に取ることはまれでした。

しーかーしー。

それではやっぱりいかんのでは<自分、ということで、暫く前に音読サイクルに組み入れました。

普段、あまり勉強の時間は取らないワタクシですが(いや、そこ、自慢にはならんのですが)、ほぼ毎日筋トレ(リスニング音読)の時間だけは設けています(というか、特にリスニングについては、そのための時間を取っていないので、続けていられるのかも・・・)。

音読は、テキストだけの時期もあったんですけど、それだけでは、普段遣われる英語はなかなか身体に染み込まないんじゃないかということで、3~4年前から、テキスト系とフツーの洋書の2冊読みにしています・・・まあ、効果が実感できるかという点についていえば、ビミョーですが。あまり苦労せず「英語を喋るよ」モードと「日本語を喋るよ」モード間のスイッチができることと、日本語を目にしたときに思いつく単語やフレーズの在庫が多少増えたくらい・・・でしょうか。「身につける」のであれば、やはり「意識してやる」ことが必要なのかもしれません(と、自戒)。
時々思い出したように、「治験講座」のA先生に教えて頂いた、「(今日は)読みながら定冠詞だけに注目し、なぜ定冠詞なのか考える」「(今日は)不定冠詞だけに注目し(以下同文)」をやることはあります(先生は、毎日やるといいよ~、と仰っていましたが、たいていは忘れています)。そのときは、「考えながら」読んでいるので、多少身につくものはあるかもしれません(的な希望的観測)。

当初は洋書のみを音読していたのですが、昨年後半から、日本語のテキストも音読リストに加えました。和訳者としては、日本語の表現を身体に染み込ませることにも、もっと注意を払った方がいいのじゃないかと、と思うことがありまして。今さら感アリアリなんですけど(汗)。
仕事でも、最後は原稿を音読しますが(・・・省くこともあるけど<小声・・・)、声に出して読むと、黙読ではさらった流したのに、「いや、そこ不自然だし」という箇所があったりして、やはり「声に出す」という作業は大事だなあと思ったりするわけです。

でも。
専門分野のテキストは、(英語のテキストもそうであるように)、何というか、一種独特。専門分野以外の文章にも触れておいた方がよいのでは、と読み始めたのが「基礎日本語文法」音読の始まりです(ていうか、ソレも、ある意味「専門分野」の文章じゃないんかい、という説もありますが・・・)。積ん読も解消できるし、おお、一石二鳥♪

「24週」のあとのせいもあると思いますが、結構すいすい頭に入ってきて、読みやすかったです。まえがきにも「文法初学者向け」と書かれてますし(たぶん、すぐに抜けると思いますが)。今後「参照する」使い方をするにしても、「通読した」ということが、多少役に立つのではないかと思っています(的な希望的観測)。

<注>という形で、「この場合はこう」的な例外も出てくるのですが、それでも、体系的に分かりやすくまとめてあって、個人的には、「文法について学ぶというより、文法を正しく用いて日本語を書く練習をするための本だなあ」という気がします。

次は、積ん読解消第2段として、「文章添削の教科書」(渡辺知明)に進む予定。


その他の今の音読書籍は、以下のとおり。

Immunobiology (5th ed.) 2001
 15年以上前のテキストなので、内容的には古すぎるんですけど(アメリカから連れて帰ってきた後、3回くらい「よし、やるぞ→挫折」を繰り返した)、ワタクシの扱う医療機器では、今のところ、そこまで新しく複雑な免疫機構の知識は必要とされませんので、まあ、「とりあえずこれ読んどく」でええかと。「今度こそ最後まで」という意地の部分も大きかったりします。道半ば。紙薄い、字小さい、行間狭い、老眼の敵。上腕二頭筋のトレーニングにはよい感じ(<そこか<自分)。図が分かりやすいところが好き。
(AMA Manual of Styleは、著作権に関する記述が延々と続く箇所に突入し、お休み中)

Touch: the science of hand, heart, and mind (David J. Linden)
 諸般の事情により購入した本なのですが、「触覚」に関する話で、難しい部分もあるけれど、意外に面白い。行間それなりに広く、老眼には優しいです。

シンプル病理学(改訂第6版) 2012 南江堂
 BookOffで叩き売られていたのを救出したもの。救出して満足してしまっていた感があったので、積ん読解消サイクルに組み入れました。まだ暫くかかりそう。
2016.06.04 16:31 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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