屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

わたしは2013年春頃まで、本当に引きこもりの翻訳者でした。
まあ、親のことで「気持ちは24時間臨戦態勢」でしたので、気持ちに余裕がなかったというのもありますが。もともと、外に出るより家にいるのがいい、というタイプでしたし。

2013年初春に同性の同業者の方々とお会いする機会があり、一気に世界が広がると同時に、多くの方が活躍されているのを見聞きして、「このままこもってばかりではいけない」という焦りを感じました。

そんなこともあって、その年の初夏、懇親会も含めて、初めてJ**のセミナーに参加してみました。
医薬のセミナーでしたが、周りは知らない顔ばかり、借りてきた猫状態で小さくなって座っていました。「照会事項」というテーマにもほとんど知識がなく、英訳の経験があるので話にはついていけるけれど、何がどうしてそんなに大事なのか、ということも分からない状態でした。
懇親会では、席が近くになった方や名刺交換のために回ってこられた方と通り一遍の挨拶や仕事の話はしましたけれど、皆さん、話の接ぎ穂がなくなると「それでは」と言って離れていかれる感じで。こちらから積極的に色々お聞きすれば皆さん親切に答えてくださったと思うのですが、「今さらこんなことを聞いては笑われるのでは」という気持ちが先に立って、お聞きしてみたいことを言葉にすることができませんでした。
「翻訳者としての自分に自信がない」という状態で臨んだ、ワタクシのセミナーデビュー体験です。

というわけで、疲れだけが残った初セミナーでしたが、悪いことばかりではなく、さまざまな文書について理解するには「まず規制・規約を知るのが先決」といくつかのセミナーにもぐり込んだ結果、医療機器規制に関するわりと体系的な知識を得ることができたと思います(そういうセミナーは、翻訳者としてはアウェイのものなので、こちらもある程度覚悟はできていますから、「ひとりポツネン」状態もあまり気になりません)。

その後、SNSを通じて言葉を交わすようになった方々と話をする機会も増え、セミナーにも、だいたい年2~3回のペースで参加しています。今では「居場所がない」と感じることもなくなりました。

そういった、「外との交流」を自分なりに振り返ってみると・・・

よかったこと
・同業者と繋がりができることで、入手できる情報の量が格段に増える(増えすぎて取捨選択が必要になりますが)
・自分では考えもしないような、さまざまな意見を聞くことができる(それを自分の中にどう取込むかという問題が生じますが、確かに視野は広がると思います)
・外出のための時間を捻出するために、効率や仕事のやり方を意識するようになる(あくまで屋根裏比なんで、しょぼい意識ですが)

気をつけないといけないと自戒する(した)こと
・雰囲気に酔うことがある(結局、「すごいものを聴いた」という記憶が一番大きい)
・同業の大先輩のお話を聞くと、とにかくそのまま実践しようとしてしまいがち(よくも悪くも影響を受けやすいワタクシは、最初の2年くらいはそんな感じで、何ごともよく考えて「自分のもの」として取り込まなければ、本当に実にはならないということが何となく分かるようになるまで、時間を要してしまいました)。
・みんなが参加するから自分も参加する、になってしまうことがある(乗り遅れたらヤバいわー、的な)

これからも「今自分に本当に必要なものは何?」「今自分が聞きたい話はどれ?」「それはなぜ?」という問いかけを忘れず、外に出て行くようにしたいと思っています。そうしたゼイタクな時間もいつまで続くか分からないしね。
外に出たことで満足せず、「そうやって得たものを自分はどうしたいか、どうするのがいいのか」も考えながら過ごしていきたいという気持ちを込めて、「『自分』を連れて、外へ」というタイトルにしてみました。

あ、ランチ会とかは別なんで。基本的に、ただただ楽しくお喋りしたいです<念のため。
2016.10.16 21:42 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(4) |

ヨシダヒロコさん、まいどです~。

ワタクシはどうも人酔いするタチらしく、ヒロコさんではないけれど、大人数は苦手ですね(なので大阪市内も基本苦手)。
転勤族の家庭だったので、「東京もんが」とか思うことはないんですけど、エレベータの立ち位置が逆なのだけは落ち着かんですわ~。

こちらの市民講座では、基調講演を先生がなさり、その後シンポジウムがありました。
分かり易かったし、シンポでは県の実情とかも聞くことができて、得るものも大きかったのですが、もう少し踏み込んだお話もお聞きしたかったなという気持ちもあり。楽しみです(その前に締切りシュラバがきそうな予感)。

宮沢賢治さん展は市立科学館ですね~。ワタクシは行ったことないんですけど、プラネタリウムいいと聞いたことあります。楽しんできてくださいな。

2016.10.18 21:20 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

Sayoさん、こんばんは。

マニュアル来たけど早いもん勝ちで逃しました。

翻訳フォーラム最初のオフでは近所の人がチャットで声かけてくれてたのでスムーズでしたけど(少人数だったし)、10年ちょっと前までの大オフは60人くらい。最後は新人さんの案内してました。
今はこぢんまりしてる方が好きです。

大阪といえども北陸より全然マシで、東京にももとから行きやすいし。あと、翻訳以外のところで本屋さんとか博物館とかちょっとしたものを買うのに便利なんですよ。富山にしかないものもありますけどね。
わたしは東京も嫌いではないですが、大阪人の「東京もんが」という文句が分かるし気に入ってきました。

賢治のこういうのやってるって今知りました。もともとプラネタリウム(富山に次いで2回目の鑑賞?)行くつもりだったのですが。
http://www.sci-museum.jp/event/#pl332

今回の広島の講師さんは本当に近所の大学でられてます。そう、市民講座とかと違った話が聞けないか楽しみです。

粉ものは、千房はこの辺にもあって好きですよー。

2016.10.18 19:23 URL | ヨシダヒロコ #lMBqkpAs [ 編集 ]

ヨシダヒロコさん、まいどです~。

表現力を要求される案件、やりがいありますが、仕事では、納期との兼ね合いもあるので、キツい部分もありますよね~。
頑張ってください。

オフ会、今では楽しく参加していますが、最初の頃は緊張しましたねー。それでも、ブログを通じてHNでやり取りしている方がおられたりして、まだよかったんですけど、ワタクシ、最初のセミナーは、ホント、「わたしどうしたらいい?」状態でした。まあ、最初のアレがあったから今があるとは思いますが。

大阪は適度にセミナーありますが、それでも、やっぱり東京には敵わない感じがします。でも、東京在住だと、今度は取捨選択が難しくなるので、ワタクシ的には今くらいがちょうどいいかなと思ったり。広島の先生のお話は、ジツは、一度こちらの市民講座でお聞きしたことがあるのですが、英語や医学に関心のある者対象、ということで、今回はずっとこゆいお話がお聞きできるのではないかなと思っています。

で、最後の件なんですけど、ワタクシ、本当に隠者でして、ご紹介できるようなお店を存じ上げないのです(OL時代の、それこそ20数年前に、お好み焼きの「千房」によく行ったな-、という程度で)。なので、FBで聞いてみられた方がいいかも、と。お役に立たなくてごめんなさい。

2016.10.18 18:31 URL | Sayo@屋根裏 #- [ 編集 ]

Sayoさん、こんばんは。

別に書いたように、なんか表現力がいる案件(何かの案内とか)が来てます。

わたしは20代の時からとかオフには出てて、そもそも通翻ジャーナルを見たのでパソコン通信やりたくてPC買ったんですよ。当時は高かった。

一旦離婚で引っ込んで、まだ出だしたのが2009年くらいで、翻訳・通訳者のみでなくて、近所の方とも何かのイベントで「現地集合」的になることがあります。人間同士なので揉めることもありますが、そこそこネットの人間関係は役に立ってるし楽しいです。

広島行かれるんでしたっけ。わたしも冬から楽しみにしていたのでその予定ですが、ここに住んでると「話題のセミナーは何でも」とは行かなくなってきます。そのうち引っ越したいですが資金が。

Sayoさんにお聞きしますが、大阪の「粉もん」(うどん、お好み)で好きなお店ありますか?前泊してエージェント訪問などもするので参考にしたいです。

2016.10.18 18:07 URL | ヨシダヒロコ #lMBqkpAs [ 編集 ]













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