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2017. 08. 02  
単にThe Ice 2017というアイスショーを観に行った、てだけなんですけど。
で、翻訳には全然関係ない話なので、恒例の「お好みでスルー」でお願いします。

炎天下、グッズ&パンフレット販売と入場のための列に延々並びましたよ。あ、トイレの列もね(年取るとトイレが近いのでね)。
The Iceは浅田真央さん引退後の初アイスショーということで、今年は例年以上の人気だったようです。ワタクシたちも、3人で先行抽選玉砕を繰り返した上でのスタンド席GETでした。
今は国内のショーや試合のチケットはなかなか手に入らないみたいですね。時代は変わったもんだ(しみじみ)。

アイスショーは、14年ぶりです。
(上)では、軽く、過去の数少ないアイスショーと試合の体験を振り返っておきます。

初めての生観戦は第3回NHK杯(in 神戸)。五十嵐文男さんが2連覇された年です。
男子フリーとエキジビションを観戦しました(当時のNHK杯最終日はそういう構成だった)。
35年も前の話なので、記憶もあやふやですが、ジャンプの着氷の音がスゴかったことは鮮明に覚えています。
エキジビションのトリは男子優勝の五十嵐さんで、アンコール曲が終わっても何度もアンコールに応えてくださって、最後は、もう音楽がない中、ステップやバレエジャンプを披露してくださいました。
また、「有望ちびっ子スケーター枠(?)」で、まだ小学生の伊藤みどりさんが参加していて、ジャンプを決めるたびに「やったー」と叫びながら滑っていたのも懐かしい思い出です。

日本で試合(やショー)を見たのはそれが最後で、あとは米国でのショー体験になります。
アメリカに住んでいたのは、米国でフィギュアスケートが大きな盛上がりを見せていた2000年前後。シーズン中は、毎週のようにTVで試合やアイスショーが放映されるという、ワタクシにとってはまさに夢のような環境でした。ワタクシの英語力はフィギュアスケートによって(偏りをもって)培われたといっても過言ではありません。

当時、米国では、全米各地を巡る大きなショーが2つありました。11月末のレイクプラシッドでのお披露目公演(?)を皮切りに、主に2~3月に行われるStars on Ice(当時はプロスケーターのみ)と、4~6月に全米各地を巡るプロアマ混合のChampions on Iceです。前者はプロアマ参加型として現在も継続されていますが、後者は主催会社が経営破綻したり人気が低迷するなどして、2007年に打ち切りになりました(まあ、ワタクシが観ていた当時も、どちらもSold Outはなかったですが)。
あくまで個人的な好みですが、オープニングとフィナーレ以外は各人がそれぞれのプログラムを滑るというスタイルのChampions on Iceより、グループナンバーの多いStars on Iceの方が好きでした。

Champions on Iceは、プロはその年のショー用の演目、アマはエキジビション用の演目を滑るというスタイルでしたが、特にプロには一般受けするコミカルなものが望まれたようで、その昔「氷上の貴公子」と呼ばれたペトレンコが毎年コミカルなナンバーを披露するのを観るのは、ちょっと悲しいものがありました。まあ、案外、本人は楽しんでやっていたのかもしれませんけど。
プルシェンコは当時はまだ20歳前後でしたが、ある年は「Sex Bom」のようなキワもの(?)を披露したかと思うと、ソルトレーク五輪の年はFP「カルメン」を4回転ジャンプだけ抜いてきっちり踊りきるなど、当時から観客を掴む術に長け、振り幅の広さも圧倒的でした。
当時はミシェル・クワンの人気が絶大で、他のスケーターは「Olympic Bronze Medalist and Two-time World Champion」「Three time National Medalist」(テキトーに作ってみたもので、特定の誰かを指している訳ではありません)みたいな枕詞とともに紹介されるのですが、クワンはいつも「America's own」と紹介されていました。それだけ米国民としてクワンという選手が誇らしかったのでしょう。今回、浅田真央さんが「One and Only」(だったと思う)と紹介されていて、その表現が最適かどうかということは置いておいて、当時のクワンとちょっと似ているなあと思いました。

Stars on Iceは、もちろん振付師さんはいるんですが「スケーター皆で作り上げています」感が強く、現役スケーターの中には、引退したら「Stars on Ice」に就職(?)したいと考えている方も多かったようです。ソルトレーク五輪終了後に引退を表明したエルドリッジは、その足で(というのは言葉のアヤですが)「Stars on Ice」に合流しています。
Stars on Iceでは、創設者だからということもあるのでしょうが、スコット・ハミルトンの人気が絶大で、当時でもスケーターとしてはかなり年配でしたし闘病中でもありましたから、毎年全公演に参加という訳にはいきませんでしたが、ツアー参加時は、コールされただけでスタオベという、ちょっと異常な状態でした。
佐藤有香さんも参加されていて、よく「バターナイフでバターを塗るような」と評されるスケーティングをStars on Iceで初めて見ました。

あれから14年。
満員の大阪市立体育館を見渡しながら、この比じゃないくらいデカい(らしい)さいたまスーパーアリーナも満員になるんやな、としみじみしたのでした。
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プロフィール

Sayo

Author:Sayo
医療機器の和訳も9年目。
老眼腰痛、最近は膝痛とも闘いつつ
翻訳人生をまっとうしようと奮闘中。
この頃になってやっと翻訳の奥深さ・
難しさ・楽しさが分かってきたような。
記事は「翻訳一般」多め、ときどき読書感想文、本業(医療機器)やや少な目。
(2019年4月現在)

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