屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。

ずっと我慢してましてん。

前回、「フィギュアスケートが好きなの」と書いた時、話の流れで何の気なしに現役選手のフルネームをずらずらっと掲載しましたら、驚異的なアクセスを頂きまして。びっくりするとともに、大変申し訳なく思ってしまったのでした。だって、「○○選手の記事!」と、そうやって飛んできて下さった方に満足して頂けるような情報、まったくなかったし。技術のことはよくわかんないし。10年くらい前は、TV放映されるアイスショーを片っ端から録画するくらいはまっていたけど(←単にヒマだったという説もある)、今は、とりあえず、グランプリシリーズの結果をちょこっと抑え、全日本選手権を観戦し、覚えていたらStars on IceのTV放映をチェックし、世界選手権でシーズンを締めくくるくらいだし。

だがしかし。
我慢はからだによくない。
好きなもんは好きですねん。


今さらですが、先週末、
世界選手権のエキジビションの放映(BS)を見たのでした。

アナウンサーと八木沼さんの解説だけで、
淡々と上位入賞選手の滑りを映し出してくれる
BS版エキジビ放映、ずっと待っていたのよね。

地上波では、日本選手の舞台裏とか
「それではもう一度ご覧頂きましょう」的
ショート、フリーの演技の再放映ばかりが多くて、
日本ではあまり名の知られていない入賞者の演技は
どんどん端折られてしまう。
(視聴率的にはしょうがないんでしょうけど)
(地上波見てないんですけど、全部映してくれていたらゴメンナサイ)

だがしかし。
おばさんは、たくさんの選手の滑りが見たいのよ。
特にエキジビションは。

というわけで、今年も地上波放映はニュース映像だけにして、
ひたすらBS再放送を待ちわびていたのでした。
(ウチの古い子ちゃんDVDは、BSの録画ができないのです)

蛇足ながら、時間があれば一番楽しいのはBSでのNHK杯エキジビションの放送です。
完全生放送なので、ザンボニ(製氷車)が働いている休憩時間には、往年の名選手樋口豊さんの「突撃インタビュー」的コーナーが放送されるのですが、ちょっとマイペース(?)な樋口さんと各選手の、時に漫才のような掛け合いが何とも面白い。日本選手数人がまとめて呼ばれたりもするので、選手たち自身のやり取りも見られます。これからも、このコーナー続けていってほしいです。

閑話休題。

ここ2~3年、オリンピックは別として、あまりフィギュアのTV放映を見ることをせず、「World Figure Skating」(フィギュアの季刊誌です)もセコく立ち読みですませていたのですが、その間に、世の中(?)では、すっかり世代交代が進んでしまっていたようなのでした(私の知っていたあの人たちはどこへ??)。

ということで、今日は、しばらく前の選手を懐かしんでみたいと思います。

まず、佐藤信夫・久美子コーチのお嬢さんである佐藤有香さん。
1994年の世界選手権で優勝した後、プロに転向。現在は、夫君のJason Dungjenさんとアメリカでコーチをされていて、Jeremy Abbott 選手のコーチとして、時々ご両親とリンクサイドでニアミスしています。2~3年前までは、Stars on Iceのメンバーとして滑っておられました。結婚してから元ペア選手であるDungjenさんとペアを組み(昔からペアをやってみたかったのだそうです)、ショーでは、ひとりでもペアでも滑るという凄い方でした。
佐藤有香さんの滑りをよく見るようになったのは、実は1997年に渡米してから。「スケートの質が高い」と、スケーターの間での評価はすごく高くて、アメリカではSkaters’ skater(スケーターの中のスケーターという意味でしょうか?)と呼ばれていました。がそんなことは、とりあえずどうでも宜しい(いや、よくないけど)。
印象的だったのは、いつも笑顔で本当に楽しそうに滑られることでした。もともと、顔のつくりがすでに笑顔みたいな方なんですけど、でも、佐藤有香さんの滑りを見ているだけで、幸せな気持ちになったもんです。1972年生まれなので、もう引退されて当然のお年なんですが、動画サイト以外で有香さんの滑りが見られないのは、本当に残念です。

それから太田由希奈さん。
まだ十分現役を続けられる年なのですが、足の怪我もあって、数年前に現役引退されました。今は、アイスショーで滑っておられると思います(たぶん)。
他の女子選手と違うと思ったのは、ジュニアの頃から、圧倒的に美しい表現力があったこと。「まず技術ありき」から始まる選手が多い中、「まず表現力ありき」なその存在は異色でした(ジャンプはよく失敗してたけどー)。スパイラルやレイバックスピンの姿勢だけではなく、その技に入る/その技を終える動作まで、すべてが美しい。今や荒川さんの代名詞とも言えるイナバウアー、太田由希奈さんのソレも綺麗です。アメリカのコメンテータは、荒川さんのイナバウアーをgorgeous、由希奈さんのイナバウアーをbeautifulと表現していましたっけ。現役、もっと見たかったー。

最後にアレクセイ・ヤグディンさん。
ソルトレークシティ五輪男子シングル優勝。その時のショート「Winter」、フリー「仮面の男」が記憶にある方もおられるかも。長いことアメリカでトレーニングされていましたが、今は、ロシアに帰国して一児の父(えええっ)、奥さんはトリノ五輪のペアチャンピオン、トトミアニナさんだそうです(ええええっ)。「ヤグディンステップ」と呼ばれたこともある、トウピックで小刻みに前進する特徴的なステップ、あれが始まると会場は一気に盛り上がったものですけれど、現行の採点システムでは、「レベル1にしかならない」(←数年前に本人インタビューで語る)のだそうです。でも、「そんなこと、どうでもいいじゃんね~」と思わせてくれるほどの迫力とカリスマ性でありました。

まだまだ、「好きなの~」と語りたい選手はいますけれど、3人までという制限があったので(ないない)、ここで止めておきます(でないと、たぶん延々語る)。

やっぱり、ストレスを溜めるのはよくないよね。

ということで、またこのカテゴリにストレス吐きに来るかもしれませんが、
どうか、その時は、暖かく見守ってやってください。


SayoのBackgroundについては「はじめに」カテゴリの記事をご参照ください。
2011.05.16 20:50 | フィギュアスケート(~13-14 season)  | トラックバック(-) | コメント(0) |












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