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屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。


ごぶさたしました。
7月は(当社比)超絶忙しくしておりました。

まだしばらく修羅場は続きますが、タイトルにある「シノプシス」を提出して、一瞬気を抜いている今しかブログは書けん! ということで、こんな時間ですが机に向かっています。

そんなわけで、7月は原書を1冊リーディングし、シノプシスを書きました。

詳細は書けないのですが、こちらからの持込みで、とりあえず出版企画会議までは連れて行ってもらえそうな雰囲気です。

今春、初めてざっと読みしたときから、「この本は日本でもいけるかも」と思っていた本でした(ちなみに、これまで聴き流したり読んだりした「これは」という原書が、ジツは翻訳中だった/すでに訳書が出ていた、ということは何回かあったので、嗅覚は悪くないかもしれません)。

ある方に「この本いいです!」と熱く語った結果、その方が、とある出版社につないでくださり、「シノプシスを」という話になりました。
結構急に話が進んで怖くなり、恩師に相談して、「紹介したい本なら、とにかくやってみなさい」と背中を押して頂きました。
(ワタクシは、これからも軸足は医療機器でいくと思いますが、一生に1回は本を訳してみたい、という気持ちはあったりします<貯金のあるうちに)

リーディング講座」を受講したときも、ここまで想定していたわけではなく、ノンフィクション講座を受講したときも、「考え方や表現の幅が広がれば」くらいの気持ちでしたが、本当に、いつ何がどんなかたちで役に立つか分からないものです。(やり方として無駄なやり方というのはあるとしても)無駄な勉強などないのだなと、しみじみ思いました。

シノプシスを書くにあたっては、リーディング講座のレジュメと返却された赤入りシノプシス、それから「文芸翻訳教室」(越前敏弥)の該当部分を参考にしました。

講座では、5日で2冊分のシノプシスを書き上げていましたので、「3日もあれば」と考えていましたが、甘かったです。
週初からぼちぼち書き始め、木曜日から仕事は休み、最後の2日は仮眠を挟みながら、よれよれになって、先ほどやっと書き上げましたです。
章毎に、適切な長さで、必要情報を落とさず要約することの何と難しいことか(まあ、内容にもよるのかもしれませんが)。
パラグラフ毎とはいえ、勉強会で要約をやっていたのが、少しは役に立ったかもしれません(本当に、無駄な勉強などないのだった<しみじみ)。

「リーディング講座」では、私はいつも「あらすじが短すぎる」と指摘を受けていました。
自分では「あまり長いと読んでもらえないし」と考えていたのですが、実際に仕事としてやってみると、「内容の全貌を知ってもらうには、それなりの情報を盛り込まなければならない」ということが分かりました。やはり、講座受講時は、「(シノプシスの)読者が内容を知るにはどこまで書かなければならないか」という意識が甘かったような気がします。
とりあえず、今の自分にできるベストは尽くしました。

今後の流れとしては、

1. 企画会議でボツる
2. 企画会議を通るが、別の方が翻訳する
3. 共訳する

のいずれかになると思います。1か2止まりかな~。
「シノプシス」を書く前は、「力のある訳者さんの翻訳で、この本が世に出てほしい」という清らかな(?)気持ちでしたが、書き上げた今は、何だかこの本が本当に可愛くなってしまって(苦労させられた子ほど可愛いと申します)、自分も訳したいというヨコシマかつ大それた欲も出てきたりしています。
とはいえ、それはワタクシの一存でどうなることでもないですし、万一そうなったらなったで、毎日の仕事との兼合いに悩むことになると思いますので、今は考えずにおこうと思います。
相談したとき、恩師が、「たとえ翻訳できなかったとしても、(シノプシスを書いたことは)Sayoさんの力になるでしょう」と仰ってくださいました。その言葉を忘れず、また日々の仕事に精進します。

疲れた~、明日はまず寝坊するよー。
2018.07.30 02:37 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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