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屋根裏通信

在宅で細々実務翻訳をやってます。翻訳、英語の勉強、その時々の出来事などのんびり綴っています。


決して、どなたかに大きな「迷惑」を掛けたという意味ではありません、念のため。
(周りの方々に小さな迷惑をたくさんかけたであろうことは想像に難くありません。この場を借りてお詫び致します)

ということで、一年を振り返ってみました。


[総評]
慌ただしく過ぎた一年でした。
一年一年、少しずつ短く感じられるようになるのは、これが「年を取る」ということなのでしょうか。

ゆるやかに体力が低下し、ついに五十肩らしきものを迎えた以外は、主人も私も大過なく過ごすことができました。また、義父母も、白内障の手術、運転免許返納、自律神経の失調から来るらしい義母の不調などはあったものの(そしてもちろん、一年分のおだやかな老いはありましたが)、こちらも大過なく、家族の健康という点では平穏な一年でした(あと数日ありますが、たぶん)。ありがたいことです。せめてあと一年、この穏やかな状態が続いてくれればと願うばかりです。


[翻訳仕事]
「こういう訳文をつくりたい」「こんな風に翻訳と向き合いたい」が揺るがず来れた以外は、惑いの一年でした。今年を一字で表すなら「迷」か「惑」でしょうか。

今後の方向性について悩み続け、未だ答えは出ていません。

縁あって書籍の翻訳に携わる機会を得ました(正確には、まだやってます)*。
諸般の事情で、来年中に形になるかどうかは微妙なところです。もっと詳しく経緯をお伝えできる日が来るといいのですが。
毎日が、「自分なんかがこんなことをやっていていいのか」→「そんな弱気では著者にも読者にも失礼だ」→「とにかくできることを精一杯やろう」→自分のできなさ加減に打ちのめされる→最初に戻る、の永遠のループですが、きちんとやっているうちに終わりが来ることを信じて、一文ずつ、一パラグラフずつ、一章ずつ前に進むしかありません。
 * 書籍のことは、きちんと形になってから報告すべきなのではないかと悩みましたが、惑うている理由をきちんと説明するには外すわけにはいきませんでした。ということで、最低限の情報のみ記載することにしました。

翻訳を始めるにあたって、書籍の翻訳では先輩にあたる方から助言もいただきましたが、長いことなかなかペースが掴めずにいました。納期が長すぎて途中でダレてしまうということもありました(というかそこは現在進行形)。
そこに、普段の仕事・勉強会・セミナーの裏方の雑務が重なりました。
勉強会も裏方も「今しか打ち込めない」「打ち込みたい」という思いがあり、結果、仕事を減らすことになりました。

当然、今年の収入は昨年を大きく下回りました。
「仕事を減らす」という決断ができる環境にあったことは、幸せだったと思います。
我が家は数年前に主人が(体力的・精神的な限界を感じて)自己都合退職したため、その後、おもに私の収入のみで生活しています。私には二人分の生活を養うだけの収入がないので、少しずつ銀行預金を切り崩す生活をずっと続けてきました。それができたのは、退職までは主人の安定した収入があり、それまでにそこそこの貯蓄ができたからです。とはいえ、預金残高が少しずつ減っていくという生活は気持ちのいいものではありません。ここ数年大きなストレスになっているのは確かです。そして、仕事を減らした結果、当たり前と言えば当たり前ですが、今年の減り方は尋常ではありませんでした。

書籍の翻訳は、大変ですがやり甲斐もあります。けれど(ご存じだと思いますが)印税という形でしか収入になりません。また、「次」があるかどうかも分かりません(それも私の力次第なのでしょうが)。一年間、「この先どうしよう」という不安といつも背中合わせでした。
今までどおり実務の仕事を続けるにせよ、やり甲斐を感じられない仕事もそれなりにあり、今のままではいけない(自分の心が死んでしまう)という焦りもありました。
また、毎日の生活の糧をきちんと稼げていない状態で、ブログ等で翻訳の勉強を語ることについても、「そんな話をする資格はないのかもしれない」という思いが心のどこかにあり、常にその思いを引きずって苦しい一年でした。

「この先、どうしよう」
今も迷いの中にいます。
けれど、あと一年、迷いながら今の状態を続けようと決めました。とりあえず、一年なら生活なんとかなりそうなので。

まだ実務翻訳の効率を改善する工夫はできそうです。その点は、少し落ち着いたらもう少し探っていきたいと思っています。
また、これもよい機会かもしれないと、今年後半、方向性が違うと感じていた翻訳会社への登録を抹消しました。それで少し気分が楽になりました。今後は、受けたい仕事を中心に受けていくためにもっと何ができるか、という点もよく考えていこうと思います。
年末、友人の紹介で新たに翻訳会社に登録する機会に恵まれました。「CATは使わない、英日のみ」という条件を最初に提示した結果、「回せる仕事は少ないかもしれませんが」という話ではありますが、双方気持ちよく合意に達することができました。この流れになったのも、私の日々の仕事振りを友人が見ていてくれたからに違いなく、普段の仕事がいつどんな形で実を結ぶか分からないと実感しました。

この先しばらくは、実務の仕事をセーブしながら、書籍と勉強に一番の力を注ごうと思います。
それが、次の一年でやりたいことです。どんな風に進むにせよ、やはり力をつけておくことは大切だと思うので。
これまで培ってきたものが無駄にならないよう、SNSに足を突っ込みすぎないよう(笑)、一年頑張ります。
その結果、自分なりに書籍と実務のバランスをとったところに着地できるといいのですが。


本ブログも、これまで同様、そのときどきに思ったことを綴っていきます。
一年間お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆さまが、平穏に新しい年を迎えることができますように。そして、新しい年が良き年になりますように。
少し早いですが、年末の挨拶とさせていただきます。
2019.12.27 03:40 | 翻訳 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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